火曜日, 2月 05, 2008

海を守る

海は大きくて広い。自然の懐の中で私たちは、さまざまな恵みを受けてきた。
でも、今、地球が悲鳴をあげている。
「不都合な真実」 という本を読むと、このままでは破滅的な将来につながっているという危険をかんじる。

守ることはできるのだろうか?

海を守るために以下の活動があることを知ったので、記しておこう。
Marine Stewardship Council 海洋管理協議会MSC という組織がある。海の環境に配慮し魚を減らさない漁業をしている団体にお墨付を与える仕事をしているロンドンにある団体だ。基準をクリアするとその団体は自分達の海産物にMSCマークを表示することができる。

MSCの活動目的は持続的な漁業基準を作ること。魚の取り方を審査して、環境への配慮が一定の基準を満たしていることがわかれば漁業者にMSCのマークを使うことが許可される。つまり、魚を減らさない漁業をしている団体を差別化するためのマークだ。これまで「ヘイスティングの舌平目漁」を含め24の団体が認証を受けている。

この商品を消費することが、資源を大切にしている漁師を応援することになる。一般的にこのマークのある商品は数%高くなるが、最近、購入する人たちが増えているという。環境問題に関心を持つ人たちが、漁業者としての環境への取り組みに興味をもってもらえるようになった結果だ。そして、それにより環境に配慮することにより漁業者の収入が安定する。


私たち一人一人にできることはとても小さいかもしれない。でも、少しずつ自分にできることを実行していくことが、豊かな海を維持していくために必要なことなのだと思う。