日曜日, 2月 24, 2008

海の公園マップ

海の公園マップを作ってみました。

海の公園の諸施設のほか、ウィンドサーフィンをやる上でのスポット情報や注意点、ゲレンデの特徴など記載しています。

*下の地図の右上に、地図、航空写真のスイッチがあるので、お好みの表示方法を選択してください。
*地図の左下の「大きな地図で見る」をクリックするとみやすくなります。
*地図に左上部に、画面移動(矢印)と拡大縮小用(+-)のスイッチがあるのでご利用ください。
*地図の上には各種アイコンがありますが、そこをクリックすると、様々なゲレンデ情報を見ることができます。
*本ブログにも、様々なウィンドサーフィンや海の情報が掲載されています。右側の欄の「ラベル」「アーカイブ」で、必要な情報を見ることもできれば、ページ最上部左側に、検索ボックスがありますので、本ブログを検索してみてください。

お役立てください。


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日曜日, 2月 17, 2008

海で生活する人々 ミャンマーのモーケン

テレビでモーケンという民族の特集があった。

ミャンマーの海の上で生活している民族だ。
美しく恵みの深い海で、素潜りでもりを使って獲物をとり、基本的に自給自足の生活を送っている。
結婚すると自分で船を作る。家族をその船に乗せて、漁をしながら生涯をおくる人生をスタートする。

漁によって得た獲物は自分達の食事とするだけではなく、陸の人たちと交換して、米や燃料を得る。
海で特に陸に高値で売れるものは、ナマコだ。それを燻製にして、陸で売る。ナマコの燻製は中国で食材としての需要があるから貨幣を獲得できる。

2週間かけて家族でとったナマコは陸で売って5000円だ。
お米50kgが3000円、そして燃料他、生活に必要なものを得るともう残らない。
裏を返せば、海の中で自給自足を旨としていたモーケンの生活も貨幣なしではなりたっていないということでもある。

モーケンの漁は、現代的な設備をつかわず、漁師の潜水能力とお手製のモリによっているために、収穫量を拡大できない。だから、貨幣獲得にはおのずと限界がある。体をつかっての生活は、文字通り生きていくのがやっとの生活だ。でも彼らの生活には、自由がある。

その生活が、最近脅かされているという。彼らが活動している海に、底引き網漁船や設備した潜水夫が押し寄せて海の幸を根こそぎとっていっているという。彼らが、モリと素手で収穫していた海の恵みはもうその海には無い。

世界的に水産資源の価値が高まる中、ミャンマーのその輸出高は2倍以上になっている。ミャンマー政府としては、近代的な設備で漁獲高を伸ばし、輸出量を確保することは国益だと考えるだろう。

ミャンマー政府は、モーケンに陸に定住生活を送ることを勧めているという。管理するためだ。

だが、モーケンの人々は祖先から受け継いできた生き方を、天職として受け止めている。そして、その中に自由という言葉もあった。

日本や先進国では、漁業権という確立された権利で抵抗できるのに、彼らにはそのような権利を訴える知恵も手段もない。そして、職業選択の自由という基本的な人権もおびやかされている。

そんな彼らをみるにつけ、補わなければならない不均衡を感じるのは私だけだろうか?

日曜日, 2月 10, 2008

東京会・パーティ

先日、新橋の「玲玲」という店で、ウインドサーファー達と飲み会。
餃子がおいしい店だ。個人的には、ここの水餃子が大好きだ。
時々、東京を職場や住処にしているウィンドサーファーと飲み会がある。

今回は、仕事でアメリカの大学に渡米しているウィンドサーファーが帰ってきていたので、それがきっかけ。アメリカのウィンドサーフィン情報なども聞きながら、楽しい宴。そして、国内の面々は、御前崎へ通いだしている。

皆、それぞれの元気そうなのがなによりだ。

私も早く、椎間板ヘルニアを治して、ウィンドサーフィンへ復帰したいと思う。

火曜日, 2月 05, 2008

海を守る

海は大きくて広い。自然の懐の中で私たちは、さまざまな恵みを受けてきた。
でも、今、地球が悲鳴をあげている。
「不都合な真実」 という本を読むと、このままでは破滅的な将来につながっているという危険をかんじる。

守ることはできるのだろうか?

海を守るために以下の活動があることを知ったので、記しておこう。
Marine Stewardship Council 海洋管理協議会MSC という組織がある。海の環境に配慮し魚を減らさない漁業をしている団体にお墨付を与える仕事をしているロンドンにある団体だ。基準をクリアするとその団体は自分達の海産物にMSCマークを表示することができる。

MSCの活動目的は持続的な漁業基準を作ること。魚の取り方を審査して、環境への配慮が一定の基準を満たしていることがわかれば漁業者にMSCのマークを使うことが許可される。つまり、魚を減らさない漁業をしている団体を差別化するためのマークだ。これまで「ヘイスティングの舌平目漁」を含め24の団体が認証を受けている。

この商品を消費することが、資源を大切にしている漁師を応援することになる。一般的にこのマークのある商品は数%高くなるが、最近、購入する人たちが増えているという。環境問題に関心を持つ人たちが、漁業者としての環境への取り組みに興味をもってもらえるようになった結果だ。そして、それにより環境に配慮することにより漁業者の収入が安定する。


私たち一人一人にできることはとても小さいかもしれない。でも、少しずつ自分にできることを実行していくことが、豊かな海を維持していくために必要なことなのだと思う。