日曜日は、西高東低の気圧配置が決まって、関東圏は強い北風だった。と同時に、予報では気温7度、8度と強烈に寒い。
それでも、日中の陽射しに誘われて、ウィンドサーフィンすることにした。
冬の彩湖の昼下がり。冬に来るのは初めてだ。
川なので水が冷たいかな?と思ったが、陽光は暖かい。
ウェットスーツが黒なので日射を吸収するし、風も通さない。着替えて、しばし、セッティングの間は寒さは苦にならない。
セッティングが済んで、おそるおそる水温を確かめに・・・。
ブーツを履いているので、足が水に入ってもあまり冷たさを感じない。
水際は、コンクリートの階段状になっているのだが、その表面に、コケが生えていてヌルリン。滑ってコロリン。
こけたついでに、勢いよく水に手をつっこむ。冷たい!。氷水のようだ!。
やはり暖流の海とは違う。
手を水から抜くと、今度は吹きすさぶ寒風が、きつい!。指が凍ってしまうんじやないかと思う。慌てて、水気を切る。
周囲の人に彩湖の危険な場所を聞くと、対岸も足がたつ浅瀬なので安全なゲレンだという。だが、この水際のコケは滑りやすく、おそらくこれがこのゲレンデの最大の危険だろうという。
それにしても水が冷たい。
ボードから落ちたらやばいなあ、と、かなりのプレッシャーを感じながら、ゲッティングアウト。セイルは5.0。
足下の水面の冷気が、ジワリと体に入ってくる。体の動きが、硬くなっているのがよくわかる。
ちょっと、最初風に乗るのに手間取ったが、ジャストアンダーで、快走。
波のある海とは違ってフラット水面で、走りはいい感じなのだけど、やはり、風が冷たい。
と、ターンの時、体が思うようにうごかずバランスを崩して沈没。
思わず、喉の奥からギャーと声がでた。
あわてふためいて、ボードに這い上がり、セイリングを続けるが、さらに寒い。
きょうは、時間も無かったので、早々に引き上げ。
駐車場まで結構歩くので、道具を運ぶのにも時間がかかる。手運びだと2-3度往復しなければいけない。一度に運べるようなにか台車がいるね。寒風がつらかった。
冬場は、晴れて太陽に元気のある11時から2時くらいに照準を合わせるのがよさそうだと感じた。
もう少し風が暖かくなってからがいいかなあ・・と思いながらも、またきたいと思っている。
春一番が待ち遠しい。