水曜日, 6月 23, 2010

越生探訪

ついてない。

結構吹いているじゃないか?。

渋滞の環八。ガソリンスタンドに入って給油のついでに、携帯電話で海保の風速の実況サイトをみて、思わずため息。今日は、三浦でのウィンドサーフィンとバーベキューを誘っていただいていたのだが・・・・。

埼玉に行く所要あり、残念ながら参加できなかったのだが、こんなに吹いていると血が騒ぐ・・・。

あらためて、ついてない・・・と自分をたしなめる。


越生探訪をすることにした。


練馬から関越に入る。
鶴ヶ島インターでおりて、越生へ。

梅雨の合間の夏日。曇り空ではあるけれども、気温もあがり、湿度が高い。


所要を済ませる。そして越生探訪。


まず、あじさい山公園。ちょうど今の時期、あじさい祭りが行われているとネットで検索して知った。駐車場は、あじさい山公園から2KM離れたところに無料駐車場があり、その先の1KMほどのところに有料駐車場(4-500円)がある。あじさい山公園まで歩くことになるが、その道も、あじさいが美しい。

あじさい山公園の山の斜面には、あじさいが一杯咲いている。きれいだ。

でも、よくみるとつぼみも多い。少し時期が早かったようだ。

私は横浜の南の方から訪れているので、もっと咲いているだろうと思っていた。が、ちょっとした緯度の差が植物の生育に影響を及ぼすのだろう。あと1-2週間すれば、わんさと咲いてとてもきれいなのだろうと推察できる。


あじさいには雨が良く似合う。いずれまた来てみたい。


界隈にはそば屋も多い。
個人的にそばはとても好きなので、嬉しい。人の誘いにのって毛呂山町の蕎麦屋に行った。うまい。
せいろ、エビ天、温泉卵を堪能して、ふと、韃靼そばのふりかけというものがテーブルに置かれているのに気づいて、ご飯と一緒に食べてみる。香ばしくておいしい。そば湯を飲んで、極楽気分。

店を出た。湿度の高い曇りの日。汗が出ている。

午後は、日本観光百選 黒山三滝へ。注意しなければいけないのは、地図上では黒山三滝に至近の道が、実はたどり着けない細道であること。その道は、より高いところへ上るからだ。黒山三滝には、その細道にはいらず、先の道に出る必要がある。地元にいくと標識があるのでよく注意してみておいた方がいいだろう。


ここでも、駐車場から少し歩く。渓流を左手に見ながら緩やかな坂道を登る。水がとてもきれいだ。泳いでいる魚も見える。途中、いわなの塩焼きの店がある。そこで行きに注文しておけば、滝を拝んだ後帰る時にはいい感じで焼けたものを食べれるようだ。マス釣りのできる釣り堀もある。

さらに進むとまずは天狗滝にわたる橋があらわれる。橋を渡った先の深い緑のお国、滝が垣間見える。足元の悪い道を100Mほど進まなければいけないようなので、皮靴で来ていた今日は断念。残念。


さらに進むと、残りの二つの滝、男滝と女滝に辿り着く。


美しい滝だ。

上方に10M程度の落差の男滝があり、その下流に5Mほどの落差の女滝がある。

その角度と配置がいい。どこかでみた構図だ。

そう、男性が正装で凛々として立ち、そのわきに女性がつつましく座って男性が肩に手をかけている写真に良く似た構図だ。猛々しさとつつましさ、包容と受容、そんな時の双方の毅然とした表情を思い出す。見る人によって少しずつ違うかもしれないが、その美しさになにかを読み取ることだろう。

滝のしぶき・・・。深い深い緑の中で、清涼感のある風・・・・。渓流の澄んだ音・・・。魚が跳ねて水面に広がる波紋・・・。


黒山三滝への道は、越生梅林が広がる。これが、結構印象的だ。枝が横に広がるように切られている。梅の収穫を意図した剪定だろう。背が低く横に広がるようにした独特の形状の樹形が、広く整然と並んでいる。深い緑の山ろくで独特の美しさがある。


途中、直売場で、梅を購入した。青梅だ。帰って、梅酒につけた。梅酒用のホワイトリカーではなく、宝焼酎の純(35度)を使ってみた。3ヶ月後が楽しみだ。


最後は鎌北湖へ。
この湖は人工湖(農業用貯水池)だ。
1929年の世界大恐慌に対する公共工事として行われ、1935年に完成。
訪れてみると、道路の右側に湖。左側は長い急斜面の下に渓流が見える。湖の方はボートもあって観光地化している。深い緑の山と静かなる湖、複雑な地形のために、美しい景観を織りなしている。

一昨年のリーマンショックにつらなる金融恐慌を体験した今、少し感慨深い。災禍に応じて、ためらわず、公共投資を行うべし。そしてその期間は数年にわたるものだ。これが先人の教えだと思える。



横浜への帰りは、鶴ヶ島インターから圏央道をとおって、八王子へ。

あきる野icでおりて八王子へ行けばよかったのだが、あやまって、圏央道でそのまま走り中央道に乗って八王子まででてしまった。

そのあと、町田までかなりの渋滞。

結局、3時間以上たっぷりかかった。


圏央道が開通すれば、驚くほどの速さで埼玉、東京、神奈川はつながることになる。関東はより楽しい所になっていくんだなと感じた。

日曜日, 6月 13, 2010

梅雨前の海の公園

昨日の筋肉痛が残る。

やはり日ごろの疲労が蓄積しているのか、朝起きたのだが、まだ眠い。朝食を食べてまた寝た。

お昼頃、海の公園を訪れてみると、どうもイマイチ吹いてない。どんより曇っているし、サーマルも期待できないかなあ・・・・、と思案。

ちょっと調べ物もしたかったので、図書館に行くことにした。

ま、2時半過ぎに海保のサイトで風見て、吹いてそうなら、海の公園にもどってウィンドサーフィンするかな・・・・。

横須賀市の夏島の北図書館へ行った。ここは小さい図書館だが、結構、蔵書がいい。お気に入りの雑誌も数冊ある。学習室があって、調べ物や学習にも使える。

が、学習室で文献を開いてしばらくしたら、眠気に誘われ、寝てしまった。ぐっすり。起きたら三時半。これから海公にもどっても4時そこからセッティングで4時半・・・と勘定して、また、さらに目的の調べ物もできていなかったので、結局、図書館での調べ物を優先した。

帰り五時半ころに、海公によると、ずいぶんにぎわっている。
馴染みの面々の顔がいきいきしている。
65でも走ったそうな。ちょっとがっくり。やっぱりやればよかった。

でも、だいぶ疲労が蓄積しているのだから・・昨日は快走できたし・・と自分をたしなめる。


しょうがないのでジムへいって、1km近く泳いだ。


うーん。梅雨前の最後の週末だろうから、やっぱりやればよかったな?とちょっと残念。

今日は、東京湾の本牧あたりの風の入りが良かったようだ。

梅雨前の三戸浜

久しぶりにウィンドサーフィン。

ここのところ忙殺されて、ウィンドできなかった。

今日も、疲れすぎて起きたのは昼前。


予報をみると、関東圏吹く予想がでている。しかも南の方がいい条件のようだ。

梅雨前最後かな?(梅雨は風が吹かない。)と思って、一番確実性の高い所に行くことにした。



三戸浜をチョイス!

2時過ぎには着くつもりだったのだけど、久しぶりだったせいか、三戸浜の海岸に折れる道を直進してしまった。

気づくのが遅れて、三崎まででてしまう。

せっかく三崎まできたので、三崎フィッシャリーナ・ウォーフ「うらり(愛称)」にふらりとよって、鮭と刺身用のまぐろと甘エビとを買う。


三戸浜に着いたのは3時半過ぎ。


幸い、馴染みのウィンドサーファーがいたので、安心。5点台とのアドバイスを受けたが、手持ちのセイルは、50と63。久しぶりだったので、かっ飛びたいという欲求がつよく、63できっちりダウンを引いて参戦。

やっぱりオーバー。

でも、爽快だった。


うねりが大きく、手持ちのstarboard S-Typeでは、アウトに出る時つらい。

アウトに出る時、風上側に走るとうねりに対して直行方向となり、人の高さほどあるうねりが真正面となりアップアンドダウンがきつい。S-typeはスピード重視のまっすぐなボードなので、どうもそのクラスのうねりとはなじみが悪くドッタンバッタンという感じ。下らせて走れば、もう少し楽なのだが、63オーバーのコンディションでは、そう頻繁にもできない。

アウトからインに入る場面は、かなり快適だ。風上に走ると、うねりを斜めにはしることになるし、プレーニングする速度による衝撃は、同方向の波の速度で緩和されている。だから、うねりと友達になりながら、快走できる。


爽快だ。

天気もいい。

海面が金色に光っている。


今日は少しだけ、かすみがかり、富士山は見えなかった。
でも、海面は陽光にきらきらと輝き、夕日に向かって滑走した海面は、ホットだった。


帰って、マグロと甘えびの刺身とビール。ちょっとリッチな一日かな?

日曜日, 6月 06, 2010

目黒雅叙園 で 同窓会

例年この時期に高校の同窓会がある。

幸い、この週末は、神奈川ではウィンドサーフィンで楽しめるほどの風も吹きそうになかった。ちょっぴり、本栖湖への未練もあったが、ま、年に一度のこと。同窓会に参加することにした。

今年も雅叙園

目黒駅に行くと、同窓生が誘導してくれている。

15:00。

会場は満員。創立116年の熱気を感じる。この同窓会では、ホテルのメニューに加えて、薩摩の芋焼酎がふるまわれる。また、「白熊」という名のかき氷もふるまわれる。

焼酎はもちろん、特に殿方のお伴。
そして、白熊(かき氷、ミルク金時にフルーツをふんだんに盛りつけたもの)は、スィート系として女性の味方だが、子供のころ誰もが好きだったとこともあって、全員のノスタルジアを誘っている。

ちなみに白熊には鹿児島出身の方がよく都会にでて誤解される逸話がある。
白熊というかき氷は、ミルク金時にフルーツをふんだんに盛りつけたものだ。鹿児島で、ある店が始めたかき氷なのだが、それが一般的な呼称になるほど、全域に広がっている。
特に子供と女性に人気の食べ物だ。
関東のかき氷の中ではフラッペがかなり近いと聞いたことがあるが、その見た目、食べた後の満足感は比にならないほど「白熊」の方が豊かだ。
鹿児島の人が東京にでて、夏の暑い盛りに「白熊」を食べたいと口ずさんだとき、まわりの反応は違う。白熊は北極界隈にいるはずの熊で、その料理は一般的ではない。なぜ鹿児島という南側のひとが北極圏の動物を食するのかがとても違和感をもってとらえられるようだ。ましてや、環境保護団体の人の耳にはいると・・・・・・。



同窓会は、例年通りもりあがった。良く食べて良く飲んだ。

来年は、32回生が幹事学年。辛島みどりさんも来られるようだ。


二次会では同期の33回生と34回生と合同で飲んだ。

そこで、校歌がいいなあという話題になった。その校歌は、実にスローで、そして、母校の名前が一つも出てこない不思議な校歌だ。高校のころは、義務的に歌っていたのだが、今この年になって実に深い心をもった歌だとおそれいる。後輩は今歌ってみると涙がでそうだといっていた。共感する。

詩を掲載しておこう。



はろばろと 流れてやまぬ みんなみ(南)の 青雲のはて 
地(つち)ふかく 炎(ほむら)をのみて 
さくらじま(桜島) けふ(今日)静かなり 
ああ われら かへらざる 三年(みとせ)をここに 
展(ひら)けゆく 歴史をおもふ 

究めなむ 道遠くとも たゆみなく 日々に新たに 
この窓に 陽はかがやきて 甲突の水は澄みたり 
ああ われら 学ぶもの ををしく直く 
ひたすらに 己を彫(きざ)む 

悠久の 天を敬ひ まこともて 人を愛せむ 
さやけくも 負ひきしその名 いよいよに 栄光(ひかり)あれかし 
ああ われら 若き日を 互いにたたへ 
声高く いざや歌はむ 




この校歌は卒業生などからの公募で作られたものらしい。1番は1年生、2番は2年生、3番は3年生の事が謳ってあるという。

http://www.edu.pref.kagoshima.jp/sh/Tsurumaru/kouka_turumaru.html
http://www.ys-plus-com.jp/blog/index.php?UID=1158305601

今この年なって、「悠久の 天を敬ひ まこともて 人を愛せむ」という言葉の深さをかんじる。



三次会は、同期で・・・。

翌日はもちろん、二日酔いでした。