火曜日, 12月 23, 2008

暖冬の12月

今年の12月は温かい。おかげで、ウインドサーフィンも楽しい。

でもそんなに多くの日乗れなかった。

12月6日は海の公園で。6.5で気持ちよく乗れた。

12月13日は金田湾6.5アンダーだけど、天気も良く気持ちよかった。

12月21日は逗子海岸。4.0オーバーで波うねりもある。
私は5.0のセールが最小セールなので、苦労した。さらに上がってきたので、波打ち際から沖にでれず、結局小一時間あまりで撤収。

12月23日は金田湾。凍てつくような寒さの中、でも、次第に天気も回復して爽快だった。
ブームをおとといの逗子海岸に置き忘れてしまったようで、6.0で出てドアンダーだった。7.5で出た人たちは正解。


以下、逗子海岸の特徴など記しておこう。

駐車場は、逗子海岸の西端のものを利用した。他にも黒門駐車場などがある。この時期1時間300円。ビーチから、1時間200円の駐車場が見えた。

以下CBというショップのお話。実はこの日、ブームを逗子海岸に置き忘れてしまい、後日、浜辺を探し歩いていたら、浜で遊んでいてウインドサーファーに、「そこに届けられているかもしれないよ」とアドバイスを受けて、忘れ物として届けられていないかと聞きに立ち寄ったのだ。人の良さそうな精悍なお兄さんと会話していたら、いろいろとこのゲレンデについて教えてくれた話。聞きかじりで、ちょっと覚えきれなかった部分もある。


逗子海岸は、U字型の馬蹄形をしているが、湾の奥でプレーする限りは、北東の風を除いてはたいていどこかの岸にたどり着く。逆を言えば、北東の風の時は完全にオフショアだ(=危険!)。
冬は、西の風が入る時がチャンス。西の風は湘南では大西とよばれ、湘南特有の風だ。この日は、波うねりも出るため4.0前後でウエーブ。クロスオンになる。他に、北の風もあるが、クロスオフ。これは波ではなく7.0台のセールが活躍。あるいは、小春日和の微風の中でのプレーとなる。スラロームのゲレンデではないそうで、ウエーブかフリーライドが中心とのことだった。

春も4-5のウエーブ。
夏は南西系の風。この時は、真オンになる。
南―南東から風が吹く時は、三浦半島が障害になってあまり風の入りはよくないらしい。

気圧配置についても語ってくれていた。


別の人の話だが、逗子海岸は湾曲しているため、風向きによって、同じビーチ内でも最適のポイントが異なる。
南西系の風の時は、ビーチの東の端の方から出るのが良いそうだ。先述したように、南西系の場合、波を伴うケースも多いわけだが、ゲッテイングアウトの時ビーチの中央からだと波をボードの腹にうけて、そして、オンショアの風におされて波打ち際をなかなか離れられない。
東の端からだと、ゲッテイングアウトはサイドショアであり、加速させやすくなおかつ、ちょっとでると、波打ち際から離れた沖に出て、波打ち際の複雑な波の影響を受けるのが短い。これは、U字型の湾曲した海岸線のためそういう特徴が出るわけだ。

海岸線は、セールとボード動かすことを考えると、かなり長いので、最初に風向きを見て、どこでゲッテイングアウトするかをきめておいたほうがいい(駐車場はどこにするかも考えた方が楽)。

今回は南西系の風。上記のことは知らなかったので、西端からゲッテイングアウト。こちらもサイドショアになっているから、はじめは出れたのだが、その時の風では、クロスオンで一気に沖にでるほどの角度はつけられない。そのため、海岸線の中央付近でチンした後波に湾の奥に押しこまれる。ある人いわくそこは蟻地獄。真オンの風にただでさえ沖に出にくい上に、寄せてくるウエーブ系の波を体に受けて、ゲッテイングアウトしようとすると波がボードのボディの腹に垂直にあたるので、衝撃が大きくかつ波によって岸辺に押し戻されてる。スピードに乗っていないので波を越えられないのだ。

今回この蟻地獄状況に陥った。おわってみると、ほとんどのっていないのに、全身ひどい筋肉痛。波と強風との中でセールとボードを制御しようとする格闘は大変だった。


海岸の東側から出た人は、すぐに沖に出て、風は強かったが、波・うねりからすぐ解放されるため調子良かったそうだ。


昔、真オンの風の中で大けがをしたことがある。激しい波にボードがちょっとはねた瞬間、強風にあおられ、空中に舞ったボードが僕の顔面に襲いかかった。数針を縫う事故になった。


ま、けがしなかったということでよしと、自分を慰めよう。

それにしても、ゲレンデというのは、本当に奥が深い。よく調査して情報収集しておくことが重要だ。