日曜日, 12月 27, 2009

年の瀬の金田湾

先週、マイボードのノーズを割って、入院させてしまったのでもう今年は終わりかな?と思っていた。

でも、今日、いい感じでふいてそうだったので、初めてショートボードを練習した時に使っていた130lのボードを引っ張り出してきて、金田湾に向かった。

到着すると、もういつもの面々がプレイしている。日の出から50-54くらいで楽しんでいたようだ。

今日のボードは130Lなので、50前後のセールでは重いだろう。到着したのが10時過ぎ、風も落ちるだろうと予測して、63ででた。

予想通り風も落ちたが、それまでの小一時間ほど爽快にプレイ。

風も水も冷たかったが、陽射しが暖かくて苦にならなかった。また、うねりもさほどなく、130Lのボードでも十分OK。

今年は、ウィンドサーフィン乗り納め。

いよいよ本格的な冬でもあります。

日曜日, 12月 20, 2009

もうすぐ冬至。 大西の風吹く逗子湾



美しく晴れた一日でした。
大西の風吹く逗子。
波打ち際はあわだっています。オンショア。
冷たい空気に、空も海も澄み渡っています。
富士山がきれい。
写真では、半島のすぐわきに江の島の背後にうっすらと写っているけど、実際はもっとしっかりと見えてます。


私にとっては敷居の高いコンディションだ。
オンショアでセイリングすると、ボードの腹側に波の衝撃を受けるので、バランスをくずしやすい。なおかつ海面がブレークして泡立っていると、多方向の力が加わって、瞬時のコントロール力が鍵になる。

50で出陣。
とりあえず波打ち際からの出陣はクリア。我ながら、上達しているのを実感。
気をよくして走ってみると、今まで経験したことのない大きなうねりだ。
オンショアなので波をボードの横腹に受けて衝撃が大きく伝わる。

お!、でも、なんとかこなせて走れているではないか!。
波間に浮かんでるサーファーをよけようというのが心理的なプレッシャーになる。
それに気を取られて、突発的な強い衝撃性のある波にあうと沈。
今、状況を分析してみると、風上にセールしてスピードを落としてサーファーをよけようとし、デッドゾーンに突っ込んで沈というパタンだ。
風下によける技術も大事だと思うが、波打ち際で波がブレークしているところへ突入すると、さらに乗りにくいのでできれば近づきたくないという心理が働いている。(特にオンショアだとボードの脇からその衝撃をうけるので、余計に難しい。)

だが、解答としては、その状況を練習する以外にないのかなと思う。
2時から初めて4時。
だいぶ感覚がつかめてきたなと思った。プレーニングもできる。

ところがそこでトラブル。
ジョイントのねじが緩んではずれ、セイルがボードから分離してしまった。
あれよあれよという間に、ボードは波にさらわれていく。
だが、ここは砂浜に向けてのオンショア。
ボードは勝手に砂浜にたどり着くだろう。
そこで、セイルをケア。
セイルを手にとって、岸辺に泳ごうとするが、これがくせ者。
うねりにはねて風にあおられセイルが一回転する。あるいは、クリューが水深く刺さって一回転。
セイルが飛ぶとサーファーやウィンドサーファーにぶつからないかと心配だ。
セイルの下敷きになったり、とんだセイルを抑えようとわが身も七転八倒。
転げるように、なんとか岸辺にたどりついた。
今日のコンディションは私にとっては敷居が高かったのだが、逗子湾の形状でオンショアの風なら、万一でも必ず砂浜に漂着するだろう読んでいた。
だから、パニックにならずにすんだ。
 

もし、状況が北風の金田湾ならまた別の選択をすべきだろう。
今回の選択をすると、最後南端の岸壁にたたきつけられることになる。=死だ。
岩島あたりまでならばセイルは捨てて、ボードを追いボードにつかまって、少しでも西側の砂浜におよぐのが正しいのかな?
棒杭をこえたアウトの方だったら、岸壁をはさんで、もう一つ南側の隣の砂浜に漂着することを考えた方がいいかもしれない。
 
なによりも、道具のセッティングは常に監視しておくのが大事だろう。
逗子湾のもうひとつの魅力。
サンセットビーチの写真を掲載しておこう。
夕陽、逗子湾、江の島、富士山。
美しい。
ウィンドサーフィンをやっていて良かったなと思える瞬間だ。



送信者 Windsurfing.Network ウィンドサーフィン.ネットワーク

送信者 Windsurfing.Network ウィンドサーフィン.ネットワーク



日曜日, 12月 13, 2009

師走の金田湾

早朝、曇り気味。

でも、雲の切れ間から漏れる太陽の光跡が、冷たい空気中にたなびいている。

光のカーテンだ。

照らされた海面がきらきらときれい。


8時過ぎに到着。既にプレイしているウィンドサーファーに聞くと4点台の声。

私は最小セールの5.0㎡のセールで出陣。

強い風で結構コンスタントにふいているのだけど、うねりも大きい。ブローと大うねりが一緒にはいるとあっさり沈してしまう。

でも、結構楽しかった。

強風かつバンピーな海面でも、だいぶ乗れるようになってきたと実感する。

うねりに従ってセーリングするなら、タイミングの良い足の屈曲が肝心だと思った。

バンピーな海面をはねながら滑走することもできるが、ジャンプもどきをして、着水したところで失速している。課題あり。

いろいろ練習になって、楽しかった。

水曜日, 12月 09, 2009

私の設計した銀座・みゆき通りのビルがもうすぐ竣工する。

思えば苦労も多かった。

まだ、足場も解体されない建設中だが、写真を残しておこう。

もちろんどんな風が吹いてもビルが倒れることはない。
走りもしない。フォワードループもしない。

送信者 architecture

写真は中央通りから昭和通りに抜けるみゆき通り。

土曜日, 12月 05, 2009

テクニック--- ウォータースタートの基本

ウォータースタートができると、ウィンドサーフィンの楽しみ方がまたひとつ広がる。

いや、ショートボードに乗り始めたら、できるだけ早く身につけたい技術だ。強風時や海面が荒れている時は、浮力の小さなショートボードでセールアップするのはとても困難だ。

必須の技術ともいえる。

そして、奥が深い。海でチンする時、ウォータースタートしやすい体制で落ちれればいいが、たいていの場合そんな余裕はない。チンした時の状態は、様々なケースが考えられ、それにどのように対応するかあらかじめ手段を持っておく必要がある。

一度覚えても、暫く、ウィンドサーフィンしないと、すぐ忘れてしまうので、知識として整理しておこう。

ウォータースタートをマスターしていくための技術を2回にわけて記述してみる。

下記と合わせてよむと理解が進みやすいと思われる。
http://www.boardseekermag.com/technique/intermediate/water_start/water-start.html


基礎的技術
  • ビーチスタート・・・これができなければ、ウォータースタートはできない。このブログでも、ビーチスタートのテクニックを紹介している。
  • 膝を深く曲げて腰を落としてセーリング・・・ブームにぶら下がって体重を下にかけて、セイルを引き込みながらセイリングできること。
  • 片手でリグを操作・・・・波打ち際で、風上側にたって片手でマストをもって海面にほぼ水平にセイルをたなびかせること。セイリングの最中に、マスト手を離してセイル手(ブーム手=後ろの手)だけで走ること。
  • 立ち泳ぎ・・・・ 海面で沈まないように、足を漕ぎます。バタ足になったり、カエル足になったり、手段は様々。ライフジャケットを着ていると、自然に浮くので助かります。
【練習方法】
  • ビーチスタートの成功率を上げて、徐々に水深の深いところに挑戦していきます。腰深さ、胸くらいの深さ、背のたたないところ、と段階づけて練習します。
  • リグの操作に習熟します。波打ち際で風上にたって、セールを持って海面に水平にたなびかせます。マストフット側の手だけで、そのような状態がキープ でき、また若干上下させてバランスをとることができるか確認します。そして、その手でブームを引き上げるとともに、セールの下に回り込んで、ブームを伸ばした両手でつかんで、頭の上でセイルを操作します。ボードの向きをコントロールできること、セイルの開閉やベア・ラフの操作で風を逃がしたりつかんだりすることができること。
  • 風の力を利用します。初心者は、段によじのぼるというイメージでビーチスタートをしている人も多いですが、そのイメージでは腰深さくらいのところで挫折します。風に体を引き上げてもらうという感覚をつかみます。そのためにリグ操作が大事です。
【基本】
  • 行きたい方向を見る。ウォータースタートで体を上げて走りだすまでは、マストフットを見る。
  • 手を伸ばして体をリグからはなす。風に体を引き上げてもらうためには、十分にテコの効果が働かなければならないので、両手はばんざいするように十分に伸ばして肩幅に広げてブームをつかみ、ブームの下にぶらさがるような格好になります。
  • ボードに乗りあがったら、足の開閉でのボードの向きをコントロールし、腕を押しひきしてセイルの開閉やベア・ラフをコントロールします。
【重要な操作】
  • 水抜き・・・水からセイルを抜いて、浮かせます。
  • ボードの向きの調整・・・浮いたセイルを両手で開閉して、ボードをアビーム方向に向けます。
  • ボードに上がって走り出す・・・セイルに風を入れてその力で、水から体を引き上げて、走り出す体制を作ります。

【スタンダードなウォータースタート】
  • ボードの向きはアビームから風上の向きで、セイルに対してマストが風上側にあり、またマストは風に対して直角となっていることを確認する。
  • セイルを水面から揚げる(水抜きする)。いくつか方法がありますが、マストの風上側に体をおいて、風下側をむき、マストのブーム上50-80cmくらいのところを両手で持って、マストの下に風を入れて少し、風上側に立ち泳ぎすると、セイルと水面の間に風が入って、リグ全体が浮きます。(最初のころ難しいと感じるかもしれません。ボードをかなり強くアビームに向けて、セイルのブームをボードのテイルに乗っけてセイルを浮かせるという方法もあります。テイルの短いボードの場合、ブームがのっからないので、フットストラップを風上側の手でつかんで、その上にブームをのっけてセイルを浮かせるという方法もあります)
  • セイルに風を入れた状態で、風上側の手でマストをもって、頭上を風上側にリグを引き、浮いたセイルのブームを後ろの手でつかむ。
  • マスト手をブームに移し替えて、立ち泳ぎしながら腕を伸ばしながらマストトップを風上に回してくると、セイルは風を受けてボードがベアする。また、体がボードの後ろ側によってくる。
  • 風が強いときは、セイルの高さは低くボードは風上側に向ける。風が弱いときは、セイルを高くあげて、ボードはベアさせて風下側を向ける。
  • マスト手をいっぱいに伸ばして、セイルに風を入れながら、後ろ足をボードに載せる。ストラップの間くらいのところに、風下を向いている後ろ足はかかとを下にしてつま先は天を向く。前足は前に向かって立ち泳ぎを続けている。体は、ボードの後ろの方にあるが、ボードより風上側だ。
  • 後ろ足を曲げて、ボードを体に寄せるとともに、マスト手を伸ばしてマストを押し出して、セイル手を引いて風を入れる。目線はマストフットをみている。後ろ足でボードを引きつけて、ブームの下に頭を入れるようにしてブームぶら下がってられるような感じ。前足は立ち泳ぎを続けているが、上方への移動を助けるよう勢いよく動かす。体があがったら最後に前足がボードにのっかることになる。なお、上がる時は後ろ足は十分に曲げて自分の体の下にあるよう字注意する。
  • ボードに乗ったら腰を低くして、バランスをとる。この時ボードがラフしたら、前足で押してベアさせる。
  • 風が強すぎるときは、ベアを長く続けるととばされてしまうので、セイルを開く。だが、この時にボードがラフしているとやはりチンしてしまうので、ボードの向きを正しくアビームに向けることと、セイルの開閉のタイミングが風の強弱とともに十分にバランスがとれている必要がある。
注意
  • 体を道具の風下にはおかない。常に道具の風上側で操作する。でないと道具が飛んできて大けがをすることがある。基本的にウィンドサーフィンというスポーツは、道具の風上側にたって道具を操作するようになっている。

日曜日, 11月 29, 2009

初冬の金田湾


土曜は天気に恵まれた。暖かい。

でも、金曜日は渋谷で飲み会。結構飲んでしまった。
おまけに、帰りの電車を乗り過ごして、横須賀まで行ってしまい、金沢文庫まで歩いて、帰りついたのは午前3時。

土曜は朝遅く起床。
二日酔いだ。
とりあえず、大根おろしと柿と味噌汁と納豆と卵と・・・考え付く二日酔いの緩和対策を講じる。

迷ったが、金田湾に行くことにして、1時頃到着。

63ででたが、既に風は終わっている。

でも、美しい空だ。風も柔らかい。水はどこまでも透明できれいだ。

爽快な日だった。  

はずなのに・・・・、実は二日酔いと船酔いも加わり・・・。




翌日、日曜は、朝8時到着。

吹いてる吹いてる♪~。

50ででて、ジャスト。プレーニング三昧。

10時過ぎくらいから風が落ち始めたが、アンダーながらも11時まで50で楽しめました。(^^)

天気図は日曜日
北高南低

注)金田湾は漁業の定置網があるので、よく注意してセーリングする必要があります。

月曜日, 11月 23, 2009

初冬の金田湾

雨がときどきぱらつく、とっても寒い初冬の金田湾。

到着して車を出た瞬間に、うっ、寒い、やっぱ帰ろうか!と思う。なんだか頭痛もしている。どうやら風邪をひいたらしい。いや、もしかしたら、新型インフルエンザかもしれない!。

だが、目の前の海には風が吹いている。インサイドはあまり風が入っていないようだが、アウトはかなり入っているようだ。いくつmのウィンドサーフィンのセールがにぎやかに滑走しているのが見える。


出るときは思い切りが肝心だ。

自分の心に鞭打って、セッテイング。

爽快でした。

63ジャストオーバー。時間によって、54ジャストくらいになったり、63ジャストになったりという感じ。

2時間くらいで一度風が落ちたところで撤収。

片づけているうちにまたあがってきたようだ。

頭痛さえなければもっとやったのになあ。

土曜日, 11月 21, 2009

テクニック ---Windgurをカスタマイズ ウィンドサーフィン、マイスポットの登録

以前投稿したと思っていたのだが、あやまって削除したらしい。

あらためて。

windguru という波や風の予報をしてくれているホームページがある。

http://www.windguru.com/

英語しかないのでちょっととっつきにくく感じる人もいるだろうが、わかりやすい表示なので、なれればとても便利に利用できるだろう。

デフォルトの風予報のスポットは限られているので、マイ・ゲレンデがないと不満を感じる人もいるかもしれない。このホームページは、自分でスポットをカスタマイズできる。会員登録する必要があるが、無料。

その方法をここに紹介しておこう。

このホームページには有料会員もあり、より精度の高い天気予報を表示できるようになるらしい。490czk(チェココルナ)ということで、円に換算すると2500円/年程度のものらしい。比較的安いと思うので、利用価値はありそうだ。

ここでは 無料会員のホームページを紹介。最後に、windguru の見方も解説しておく。

【windguruの会員登録とスポットのカスタマイズ】

ホームページ
http://www.windguru.com/
の左側のコラムの中段頃に Register(free) という表示があるのでそこをクリックすると会員登録画面がでるので、そこで登録。

ユーザー名とパスワードを登録するだけの簡単なものだ。E-mailの入力欄もあるが、そこも入れておいた方がいい。パスワードを忘れた時などに使えるようだ。



送信者 WINDGURUの設定

登録すると、設定画面に移る。



送信者 WINDGURUの設定
今回紹介するのはcustum spots。中段にみつかると思うので、そこをクリック。
登録画面が現れるので、そこでいくらか入力。以下サンプル。

spot name  :   My spot umi-no-koen
geographic area :  Asia
country :  Japan
time zone  :  [utc+9]japan,jst


送信者 WINDGURUの設定

ページを下の方にスクロールさせると世界地図が見えると思う。マウスをクリックしながら移動させるとあわせて世界地図も動くと思うので、日本までたどり着く。左にズームのメーターもついているので、そこで拡大縮小させる。
目的地についたら、短くクリックすると目印が表示される。間違えたら、また正しい位置でクリックさせると移動してくれる。


送信者 WINDGURUの設定
目印が正しい位置であることを確認して、すぐ上のclick here to load coordinates into the spot form という表示をクリックする。すると、地図の上部の緯度と経度の入力欄に自動的に数字がはいる。

ページをさらにスクロールさせて下に移動。



送信者 WINDGURUの設定

windsurfing という文字の左側のチェックボックスをチェック。そして、  save で保存。
するとcustumu spots というページが現れる。他にも登録したいスポットがあれば、そこでadd newをクリックして同じ作業へ。



送信者 WINDGURUの設定


完了したら左上のwindguruというロゴをクリックするとトップページにうつる。そこで、

geographic area :  Asia
country :  Japan
と選択して、spotのプルダウンメニューを開くと、登録した my spot umi-no-koenが表示されているので、それを選択すると、予報が表示される。




送信者 WINDGURUの設定


【Windguru予報の見方。】

この表は、上下二段でおよそ1週間分、3時間毎の予報を示している。
サンプルでは、16日FRI(金曜日)08H~24日FRI(金曜日)20H を表示している。
wind speed の欄が風の速度を表しているがデフォルトではknotsというわたしたち日本人にはあまりなじみのない単位。そのknotsをクリックすると単位表示がかわるので、なじみの深いm/sで表示させれば、わかりやすいだろう。
wind directionは風向き。
その他、wave波、気温、天気など表示されている。

風の強弱の表現としてわかりやすく☆印が記してある。

☆   もう一息の気もするがこんなもんかな?
☆☆ かっとび
☆☆☆ ぶっとび

くらいをイメージすればいいだろうか?
水色の☆が出るのは寒い時。10度くらいが境になっているようだ。






木曜日, 11月 19, 2009

テクニック---天気図の見方

天気図を勉強してみよう。

風予測も自分で行えるようになれば、今度はどこにいい風吹くかなあという期待もかけられる。

それに、ウィンドサーフィンに出たあと風向きがかわってオフショアになったりすると、とても危険なので、どのように気象が変わるか、あらかじめ把握しておきたい。

およそ
  1. 高気圧なら晴れ、時計回りに風が吹き、周辺の風が強い。
  2. 低気圧なら雨、反時計回りに風が吹き、中心の風が強い。
  3. 気圧の高い方から低い方に風が流れる。
  4. 気圧は西から東に移動し、天気が移り変わるが、風の方向も速度で合成される。
  5. 前線前後で、天気は悪くなり、気象が変わりやすい。
といったところか?。


気象庁のホームページ

http://www.gifu-net.ed.jp/kishou/tenkizu_miyou/index.htm

がわかりやすい。一見難しいそうだが、つぼをわとらえればなんとかなりそう。

数ページにわたって見づらいので、ダイジェスト版で一枚にまとめてみた。


送信者 WINDGURUの設定

日曜日, 11月 15, 2009

初冬の海の公園



 美しく晴れた。
1時半くらいに海公に到着、早速、ウインドサーファーに尋ねる。
どう?
5.3ジャストオーバー、5.5ジャストオーバーの声がかえってくる。
5.0で出てみる。
うっ!すごくガスティ!。
ブローは強烈で、5.0でもオーバーだが、風が抜けるとド・アンダー。
気を抜くと前にぶっ飛ばされるは、後ろにひっくり返るは大変。
そのため神経質にセーリング。
楽しめたような修業だったような・・・・。
でも、水もきれい。
天気も良くて暖かく、爽快だった。


天気図を見ると、南高北低という形だ。
南の気圧が高く北が低いため南系の風。
それに、東へ30km/h移動速度が加わり南西系の風となったと読むか?

強い風は、気圧配置によるものか?
等圧線の上ではこの時間の前後もう少し密になっている。
18時に解放されるまでは、もっと密になった時間帯もある。







月曜日, 11月 09, 2009

様々な天気情報提供者のリンク集 WEBサイトの紹介

国内の様々な天気情報提供者のリンク集WEBサイトを作ってみました。

今後さらに充実させたいと思いますが、公開しておきます。

天気予報

気象情報

グーグルアースだと、ちょっとパソコンへの負荷が重いとかブロードバンドでないと快適でないとか、環境によっては使い勝手の悪さもあると思うので。

また、windguruだといちいち設定が面倒だということもあると思うので。

木曜日, 11月 05, 2009

グーグルアースで見る Windguru の天気予報ファイル(マイ・ゲレンデ・マップ情報付)を作りました。

グーグル・アース(google earth)がリリースされた時には、驚いた。
パソコンの画面の中に、地球儀がある。操作はマウスで自由自在。近寄ってどこでも旅ができる。無料だ。

グーグル・アースをパソコンにインストール方法は、以下に詳しく掲載されている。
http://earth.google.com/intl/ja/


そのグーグルアースに、ウィンドサーフィンスポットのWindguru天気予報を配置してみた。

グーグルアースを使える人にとっては、結構役に立つ情報だと思うので、ファイルをアップしておこうと思う。グーグルアースをインストールした後、下記urlへアクセス。

https://sites.google.com/site/windsurfingnet/fairu-kyabinetto


Windguru-with-Mymap-By-i_windsurfing.kmz というファイルをダウンロードして開いてみる。

または
https://sites.google.com/site/windsurfingnet/fairu-kyabinetto/Windguru-with-Mymap-By-i_windsurfing.kmz?attredirects=0&d=1





********************下記機能は現在使えない模様***************

ネットワークリンクという方法で、表示させておくと、今後こちらで更新したファイルをいつでも手軽に更新できるので、その方法も以下に掲載しておこう。

  1. グーグルアースを起動して、上のメニューバーから「追加」⇒「ネットワークリンク」とクリック






    送信者 WINDGURUの設定








  2. 開いたポップアップメニューの「説明」のタブの「リンクを追加」ボタンを押すと開くリンクの入力欄に、上記URLをコピーして貼りつける。「名前」の入力欄は自由だがここでは、 Windguru-with-Mymap-By-i_windsurfing  と記入して、下の「OK」ボタンを押す。これで登録完了。





    送信者 WINDGURUの設定


  3. メインの画面には地球の中の日本にいくつかの目印が表示され、左のコラムの「場所」「お気に入り」の中にセットしたタイトルが組み込まれていることと思う。そこを右クリックして表示されるメニューの中断くらいに「更新」というボタンがあるが、これを押すと最新のものを自動的に読み込む。






    送信者 WINDGURUの設定







  4. 地球の中の日本をクローズアップしていくと、いくつかのマークが表示されるが、青と緑の星雲のようなマークを見つけたら、その場所をクリックするとポップアップメニューがでる。そこで「forcast」という文字をクリックすると、下のほうにwindguruが表示され、そのポイントの天気予報を表示する。ちなみに青の星雲マークはwindguruオリジナルのスポット、緑の星雲マークは私が登録したカスタムスポットだ。






    送信者 WINDGURUの設定


    送信者 WINDGURUの設定





  5. いくつものマーク込み合っているところは、一度クリックすると、そのあたりのマークを引き出し線をつけて拡張してくれるので、目的のマークを再度クリックする。






    送信者 WINDGURUの設定







  6.  このファイルにはウィンドサーフィンゲレンデの情報も乗せているので、マークがかなり多くうるさく見えるときがある。そのときは、左側のコラムのお気に入りの中から登録したファイルの左側にある+文字をクリックすると、展開していくつかのファイルを表示する。その中からwindsurfing-map・・・というファイルの左側のチェックをはずすと、ゲレンデ情報は表示しない。ちなみにwindguruとうファイルはwindguruのオリジナルのスポットの天気予報(青の星雲マーク)で、customspotは私の登録したスポットの天気情報(緑の星雲マーク)






    送信者 WINDGURUの設定




















送信者 WINDGURUの設定

火曜日, 11月 03, 2009

秋晴れの金田湾

とても美しく晴れた晩秋の一日。
霜月の太陽は少し優しい。
空気は澄み渡り、空の青も海の青も抜けるように鮮明だ。

8時過ぎに金田湾に到着。でもどうも風の入りが悪いらしい。海保で見てみると、剣崎だけは風がおちているが、それ以外のポイントは吹いている。北風で、丘越えとなるからだろうか?
アウトにでれば吹くだろう、と読んで63ででる。
予想通り、63で走った。
爽快!。

ちょうど一年前にも同じような日がありその時、歌を読んでこのブログに残している。




房総の 青空目指して 海走る    かえりみすれば 冠雪の富士



今日も、房総がくっきりとみえ、海に出て振り返ると冠雪した富士も美しい。
我ながら、よくできた歌ではないかと感心する。



今日は、午前中もうひとつ風の入りが悪かった。お昼には撤収したが、さらにつづけた人はもう少し良いコンディションになったかもしれない。

午前中は、東京湾の北側に風が入っていたようだ。とりあえず、今後の参考のために天気図とポイントの風の記録をしておこう。



北から順に、本牧は午前中吹いており北北西から北に風向きが変わっている。観音崎は午前中吹いており、風向きは北から北北東へとかわっていっている。

剣崎は午前中弱くから上昇、風向きは北から北北東へとかわっていっている。
天気図を見てみると、午前中弱い西高東低の形から、低気圧が東側に逃げ、さらに形がくずれていっている。

これらのことから一つ仮説「西北西から北の風の場合、金田への風は丘越えとなりインサイドに入りにくい」。もっとも、今日の風は気圧配置の影響なのかもしれない。

最後の御前崎の風向きを見てみると、ほぼ西北西で一致している。







日曜日, 11月 01, 2009

霜月の三戸浜

11月になったというのに、とても暖かい日だった。

シーガルで出る。

10時過ぎにはあまり吹いていいるように見えなかったが、11時過ぎには次第にあがる。

63で出たがすぐにギブアップ。50に貼り替えて、再出動。

うねりあり。でも、風もある。波を切り刻みながら走る感じだ。

沖合ではうねりと風がさらにあがり、時間とともに疲れてきてちょと不安にもなる。

45で走っている人もかなりかっとんでいる。

2時ころには撤収。

道具をしまう頃はさらにあがっていた。

いい時間楽しめたかも。


一句

波を裂き 走る帆の跡 霜月の三戸


11月にこれだけ暖かく、南西系の風にめぐまれる三戸浜はめずらしい。秋冬はたいがい北東系の風が多く、三戸浜はオフショアとなるのでウィンドサーフィンのスポットとしては危険。
今回は久しぶりに、安定した南西系の強い風が吹いて、うねりも大きい。その中をカッ飛んでいるウィンドサーインの航跡が美しい。


天気図を掲載しておこう。
停滞前線が日本の上空にあり、これにむけて、気圧の勾配がある。南西の風はこれによるもので、やがて前線の紀伊半島付近に低気圧が成長し、この周辺の風によって、南西の風が加速したと考えるか?






日曜日, 10月 25, 2009

今日も金田湾

朝起きて、天気予報を確認してみると、吹いている。

北東の風だから、金田湾にしよう。

朝9時過ぎに着くと、もう駐車場は満杯。狭いスペースを見つけて突っ込む。

さて、海に目をやると、昨日と似たようなコンディション。霧雨に煙る金田湾。

おッ!。走ってる、走ってる!。あざやかな色のセールが!。

聞いてみると54くらいが多いが、アンダーという声もでている。63で出てみた。

走った。後半オーバーとなった。

昨日今日と久しぶりによく走ったと思う。

土曜日, 10月 24, 2009

霧雨の金田湾 

今日は金田湾でウィンドサーフィン。


霧雨で、景色はグレー。でも、ウィンドサーファー達が快走するのでセイルが鮮やかな色を添えてます!。63で結構爽快でした。



ちょっと詩人になって、俳句と短歌を詠んでみました。

一句
秋雨や 煙る海辺に 帆の錦

一歌
秋雨や 煙る海辺の わびしさに    走る帆の群れ 航跡の彩


明日も似たような感じかな~と期待!。

日曜日, 10月 18, 2009

逗子ウィンドサーフィン日記

秋晴れの美しい一日。

夕方、南西系の風があがるとの予報をみて、きょうは逗子海岸へ。

2時ごろからゲッティング・アウトして、6.3のセイルでアンダー。

夕方上がるとの予報を信じて忍んでいると、いい風が吹いてきて、滑走。

でも、長続きせず。

ま、数本、プレーニングできたので、よしとしよう。

逗子海岸は、南西系の風の時はほぼオンショアとなるので、湾の端からでると逆の端までロングランで滑走できて爽快。トラブルが起こってもオンショアだと岸辺に流されるのだから安全。


今日は、空がどこまでも青かった。

波がおしよせ、潮がざわめいて、夕暮れ時は潮の香りを運ぶ風が少し冷たい。。

いよいよ冬かな?と感じる。

日曜日, 10月 11, 2009

テクニック---スピードタック  (ショートボードタック)

ウィンドサーフィンで方向転換するためには、風上側か風下側に旋回する。それぞれタック、ジャイブと呼ばれている。

タックは風上側に曲がるためにスピードを殺して方向転換するのに対して、ジャイブは風下に向けて加速するのでドライブ感がありかっこいい。私の周りのウィンドサーファーでも圧倒的にジャイブがうまくなりたいという声が強い。

だが、タックにはそれなりの良さがある。

微風でも強風でも風上に進むことができるので、プレーニングやジャイブを試す機会を増やすことができる。

タックの成功率をあげることは大事だ。

ショートボードでスピードに乗った状態で行うカーブタックのエッセンスを、書き留めておこう。ショートボードでは、浮力が無いのでバランスを崩して沈をしてしまう。ハイスピードのままターンに入り、クイックな乗り移りを心がける必要がある。

技術的には「微風のタック」の延長上にあるので、浮力の大きなボードでまず「微風のタック」を練習するのが良いのだろう。
また、ついつい忘れてしまいがちで重要なことがある。
  • 進行方向を見ること。
  • リグと自分の間は常に十分な懐を持つこと。

以下に動きを記載する。ついつい忘れて、チンしてしまうことの多い私自身への自戒をこめて。



動作の流れ

1.準備・・・タックに入るときは、フックははずして、ボードの先端が風のくる方向をむくようになるまで風上側にボードを旋回させる。
  • プレーニングしながら、風上を見てタックしやすい平水面を見定める。
  • リグを後ろに傾けて、自分自身の体は前に移動しはじめる。後ろ足に荷重してレールを入れ、ボードをラフさせていく。(うしろあしはフットストラップからは抜いておいたほうが操作しやすい。)
  • 前の手はマストに持ち替え抑え、ブームエンドがボードのセンターラインを越えるまでセイルを大きく引き込み、フックを外す。
  • レイルを蹴りこむときに後ろ足にあった重心は、次の瞬間にはステップする前足近くに移動し、前のストラップあたりに後ろ足をおいて、前足もステップしてマストフットのジョイントを包み込むようにおく。
  • リグを後ろに引きこみ続けて、体は低く保ち前に出す。
  • 前方かつ風上側をみて、風に顔を向けていく。
  • 前腕は伸ばして、リグとの懐を十分にキープ する。
2.回り込み~乗り移り・・・体を移動するときは、マストの周りをまわって逆側の正しい位置に足と手を置く。

  • 乗り移りのタイミングはノーズが風軸をむく瞬間かその直前。つまり進行方向を見ている顔に正面から風を受ける瞬間かその直前。それより遅いと乗り移れない。
  • また、ボードが走り続けていないとバランスは保てない。
  • 重心を低く保ちながらマストの前を回り込んで乗り移り始める。
  • まず、後ろのブーム手を放して、その手で逆側のブームをつかむ。後ろ足をマストフットにおいて、体の回転の支点を支える。最初にマストフットにあった前足は、ボードの反対側の前ストラップくらいの位置までもっていく。
  • ここで前方を見る。これはとても重要で、口火をきる。後足がボードの十分後ろにあるか再度確認。
  • リグとの間の懐を保ち、リグは引き込んで前に倒し、体は後ろに低く保つ。前足でボードを押し出し、風から離れるようにする。

3.走り出し・・・タックから走り出すときは、 風下側にボードを旋回させて新しい方向に走り出す準備をすること。

  • 両手でブームにぶらさがり体重をかけて、セイルを引き込みながら進行方向に押し出し、両足を屈曲させて、前足を押し出して後ろ足は引き込んでベアする。
  • リグの開閉、両足の押しひきでボードをコントロールして走りだす。

4.タイミングがずれた時のリカバリー・・・早すぎるタイミングでの乗り移ってしまった時は、セイルに裏風を入れることでリカバリーする。
  • 途中で早すぎるタイミングだと思っても、乗り移りのアクションは終わらせる。まだ、ボードのノーズは風軸をむいていなくても、スピードが持続しているので、裏風をとって走り続けられる。
  • 裏風をとって走る時は、少しセイルに体を預けていないと裏風に押し倒されてしまう。
  • 裏風を受けているセイルをブーム手でおすと、セールが風を受ける反動でてい向きを変え、不足していた回転が補える。
  • ボードが風軸を十分に超えたら、セイルを押した反動で、ブームに体を預けながらセイルを大きく引き込む。同時に前足でノーズを押してベアさせる。

水曜日, 10月 07, 2009

Yahoo地図への登録

このブログをYahoo地図に登録してみた。

反映されるのに数日かかるらしいが・・・。

月曜日, 10月 05, 2009

テクニック---ハーネス

とりあえず、弱風の中で行ってタックかジャイブをして帰ってこれるくらいにウィンドサーフィンができるようになったら、ハーネスを利用できるようになることが、課題のひとつだと思う。

腕でセイルを操作するのは、とても筋力を使い疲労も著しい。

ハーネスを使うと、体全体でセイルを引けるために、長時間の楽なセイリングが可能になる。
その分長く練習できるから、このテクニックを身につけるかどうかで、その後の進歩は大きく変わる。

正直、大雑把な私は、適当にやっているのだけど、一応作法があるらしい。とりあえず、勉強した成果をメモっておく。

用語としては、
  • ハーネス・・・・腰に巻きつける。前のおなかの部分にフックがついている。これをハーネスラインに引っかけて、セールに体重をかける。
  • ハーネスライン・・・ブームに両端を取り付けてU字型にして使う紐。この紐のU字の底にハーネスのフックをひっかけて、セールに体重をかける。
  • ブーム・・・セールの形を構成する部材の一部で、セールを立てた時に水平になる金属のバー。ハーネスラインを取り付けて、ハーネスで体重をかけたり、手で前傾させたり光景させたりして、ウィンドサーフィンの操縦をするための部位。


ハーネスラインのブームへの取り付け方
  • ハーネスラインをブームへの装着部の2点の間隔・・・くっつける人も離す人もいるが、こぶし1個分の幅を原則とする。風の強さにかかわらずセールをコントロールしやすい。くっつけるのは上手な人が多く、それによりボード操作の感度があがるらしい。感度があがるということは、巧みな操作が必要だということになるので、普通の人は開けてとりつける。
  • ハーネスラインの位置・・・ブームとマストのジョイント部に肘をついて、ブームに腕をそわせ、手の指の先がハーネスラインの位置、または、ブームとマストのジョイント部からブームを握って5つ分のこぶしのところがハーネスラインの位置。個人差もあるので、これを基本に調整。後述するが、片手でもセーリングで切るようなポジションが、適正位置と思われる。
  • ハーネスラインの長さ・・・ハーネスラインの間に腕を入れて、U字型にたわんだ一番底に肘をついて、ブームを握った時に、ハーネスラインにたるみがないくらいが良い。これより長いと、リグと自分の距離が長くなり、力をいれやすくなり、早めのプレーニングも可能だろう。一方でとてもはずれやすくなる。初心者のうちは、風にあおられてセールの上に倒れたりすると危険なので、長めにしておいてすぐはずせるようにしたほうがいいと思う。

ハーネスの掛け・はずし・・・・とても重要な操作。微風・弱風・強風それぞれの風で十分に練習する。突風でとばされると、マストやブームにぶつかり大けがするおそれがある危険を十分意識すること。
  • 重要な点は、ハーネスの掛け外しの時に、体を動かすだけではなく、セールを体に引き寄せるという作業を行うこと。
  • ハーネスをハーネスラインにかけるときは、ブームを引き寄せながら、軽く腰を浮かしてハーネスラインにフックを掛ける。引き寄せることによってハーネスラインが垂れ下がり、引っかけやすくなる。
  • ハーネスがハーネスラインにかかったら、ブームを元の位置に押しながら腰を落とす。腰を落とすことによりハーネスラインがはずれなくなる。
  • ハーネスをハーネスラインから外す時は、ブームを引き寄せながら、軽く腰を浮かすとハーネスラインがフックから外れる。ブームを引き寄せないとはずれないので注意。外れたら、ブームを押し戻しながら、腰を落として、再びかからないようにフックとラインの距離を遠ざける。


リカバリーテクニック・・・・ハーネスをかけたまま突風を受けると足元をすくわれるようにセイルごと前に転びそうになり危険。このような形で、ブームやマストに体をぶつけると、骨折やひび割れ、歯をおったり重傷を負うこともあるので、リカバリーを学ぶことは重要。
  • 突風を受けたら、かかったまあのフックを中心にマスト手を引き寄せセイル手を押してセイルを開く。するとセイルから風が抜けてバンランスを取り戻せる。その後、セイルと開いたまま腰を深く落として、後ろ足を元の位置に戻す。
  • 突風を受けたら、セールを開きながらフック部分は引きつけて、自分は伸びあがってフックを即座に外して、セールと自分がばらばらにチンするようにするという選択もある。
  • 風がなくなると、体重をかけていた反力を失うので、後ろにひっくり返りそうになる。その時は、マスト手でマストを突き出しながらブーム手でセイルを大きく引き込む。同時に膝を曲げてブームの下に潜り込むようにする。要するにベアさせるわけだが、引き込んだセイルパワーが、倒れそうだった体を浮き上がらせる。そこで、元の体勢に戻る。
  • 風が無くなって、後ろに倒れたら、セイルが覆いかぶさって海面にでれず、なおかつ、ハーネスラインにフックがひっかかっていると体が動けないことがある。呼吸できずにパニック状態にならないように。あわてず、フックをはずして、少し水中を横に泳いでセールのわきに出るようにする。このとき、体は風上側に出ること。風下側にいると、突風で道具が吹き飛ばされて自分にぶつかることがある。

ハーネスは、危険でもあるので、よく練習する。特に、掛け外しは、強風・弱風いずれの場合でもできるように。突風で吹き飛ばされたら、ブームやマストにぶつからないようにどのような形でおちればいいのかをよく練習しておく。



初めてハーネスを使った時に陥りやすい錯覚・・・
  • 腕でウィンドサーフィンをしてる場合、前腕、後ろ腕、そしてマストフットの3点でセールは支持されている。
  • ハーネスを使うと、両腕の間にもう1点支点が増え、一見4点になったように感じ、これらを操作しようとして混乱する。
  • 平面の位置は3点できまる。
  • だから、4点のうちのどれか3点だけが働いて、残りの1点は補助的なものだということを意識する。
  • たとえば、風上方向に走るならば、後ろ腕とハーネスとマストフットの3点。前腕は必要ないが、風の向きに順応させたりするのに補助的に使うと考える。
  • なお、走行が安定した時に、前腕を使わずに走行し続ける練習をすると、フォームが矯正するのに役だつ。強風、弱風、微風のそれぞれの中で、マスターするといい。なお、突風に吹かれて倒れるときはさらに危険なので、上記のリカバリーも参照。

土曜日, 10月 03, 2009

海を守る    鞆の浦 埋め立て中止の判決

海は多くの人にとってとても大事な資源だ。そこには多くの生命が宿り、そしてその資源をもとに、人間の営みがある。

食生活を支えるという意味深さはわかりやすい。そして、そこで長らく続いていた活動ならば、人が作った「歴史」というものが積み重なる。さらに、美しい自然の景観もあるとするならば、訪れてみたいと思う人も多いだろう。

ウィンドサーファーにとっても、もちろんきれいな海が安心だ。

一方、自然は時に猛威をふるい、人間の生活に危害を加える。だから、護岸工事などの対策も大事だろう。そして、人類の発展は、道を作ることにより広域にネットワークを構築し、広く交易したり、サービス提供の利便性をあげてきたことに負うのも事実だ。道路や橋は、人が繁栄するために必要なものである。これも間違いない。

でも、これらの諸資源の活用方法について、時に人々の間に対立関係をもたらす。




広島県の景勝地、鞆の浦

鞆の浦の高台にたつ民家で、4年前世界的なアニメーション監督宮崎駿さんが、「崖の上のポニョ」の構想を練った場所だ。

歴史的な街並みが今も残されている。
年間170万人の人が訪れる景勝地。
江戸時代に朝鮮半島から日本に派遣された朝鮮通信使の様子を描いた絵巻物もあるし、この外交使節団が宿泊した宿も残されている。
瀬戸内海の港町として栄えた面影を今に伝えている。


一方で、古い町並みを縫う道路は狭く、都市基盤整備は遅れている。
そこで、この湾を公共事業で埋め立てて、橋をかける広島県と福山市の計画があった。港の一部を埋め立てて、長さおよそ180mの橋をかけるというもの。

これに対して歴史的な景観を失うということで、住民などおよそ160人が事業の中止を求めていた。


この計画に対して、広島地方裁判所は、この景観は文化的歴史的価値がある国民財産だとして、広島県に埋め立ての中止を求めた。

景観の保護を理由に公共事業の中止を求めた裁判は全国で初めて。
判決の内容は
鞆の浦の景観は文化的歴史的な価値がある国民の財産だ。
工事が景観に及ぼす影響には軽視できない重大なものがある。
事業の調査や検討も不十分で必要性は認められない。
広島県に中止を求めた。
というもの。

受け止め方は各社それぞれ
  • 原告側の住民は、時代の流れを感じたという発言。
  • 宮崎監督は、今後の日本をどういうふうにしたかという時に居一歩をふみだした。
  • 計画推進派の住民は、生活実態が入っていないのではないか?との疑問を呈す。
  • 広島県知事は、詳細に検討して対応したいと発言。
  • 専門家は次のように説明する。景観を大事にしながら、地域の発展を考えて、将来にむけてきちんと発展をつけて行く仕組みが必ずしも十分検討されていないと、代替案の検討が十分ではないと裁判所はそう言っていると思う。景観を重要な環境要素として位置づけていこうというの進んできている。

開発に際して、景観や歴史に対する評価が加えられていなかったのならば、あきらかに開発者側の瑕疵だと思う。
他方で、ネットワークの利便性をあげるよう道路を構築するのはもちろん地域繁栄にとって必要不可欠なことだ。その機会を奪うことが、最善の策とも思えない。

判決に「事業の調査や検討も不十分」という文言がある以上、適切な評価が加えられていないのが、中止判決の主な理由だとしたらその点は十分に検討すべきだろう。
知恵を使って環境への配慮も加味しながら、開発案を練ることが大事だ。

また、原告側も、人類繁栄のためには、都市整備が重要であるという意識を十分に持って臨んでほしいと期待する。

ちなみに、ウィンドサーファーの立場としては、海はきれいで、景観も美しいほうがいい。また、風が無い日は、陸の上で歴史的街を散策できるならそれもいい。
一方で、車で道具を運べないのは困る。渋滞もよくないし、渋滞が多ければ、排気ガスを排出し、別の意味の環境汚染も起こってしまう。
道路や橋は、必要だ。

景観とのマッチングを行うため、英知を集め、それを活用する試みは是非やってほしい。

また、景観は主観的な問題もあるが、公共上の意味をよく意識してほしいと思う。
歴史的な建築物の並ぶパリの中心地に、ポンピドーセンターという現代建築が立った時も、都市景観上賛否両論が巻き起こった。古い建築物の並ぶ調和ある景観の中に美的価値を論ずるのはたやすいのだが、一方でそればかりにこだわると、現在の建築技術や芸術の表現機会を奪うことにもなる。

人類が進歩し続ける以上、その時代に築いた技術資産があり、それが町の中に残っていくのはこれは歴史的必然であって、権利でもあると思う。昔のものだけが景観的価値があるわけではない。昔のものの存在によって、現在の技術が表現の機会を失うとするならば、やはりバランスを欠いているというそしりを免れないと思う。

火曜日, 9月 29, 2009

失われる砂浜 

ワールドサテライトというテレビを見ていたら、消失していく海を報道していた。

聞き捨てならぬとメモっておいたのでその内容を記録しておこう。



**********************************

今日本の海から砂浜が消失している。それが驚くほどのスピードだ。年間160ha、東京ドームに換算すると34個分もの砂浜が失われているという。

その原因は、一説に、ダムの建設といわれる。ダムは海に流れ出る土砂をせき止める。すると、砂浜に流れ込む砂の量が減って、一方的に砂浜が浸食されていく。砂浜の決定的な方法はまだないらしい。

90kmにおよぶ九十九里浜でも1970年には150mあった奥行きが、2005年には50mになってしまったという。
、砂浜を失うと様々な影響がある。もちろんウィンドサーファーにとっても安全な海がなくなるのは困ったことだが、住民の生活にも影響する。

浜辺に波のエネルギーを吸収する干渉帯がない。砂浜は天然の消波装置なのだが、その干渉効果を失った波は時に付近の道路や家を襲う大きな災害をおこす。

海岸浸食は海岸の地形も大きく変える。砂浜が失われると、波がその先の地盤にぶつかり砕いていくため、浜崖と呼ばれる危険な地形を生じる。

対策としては、ヘッドランドなどが行われている。ヘッドランドでは1個作るのに、5億円から10億円かかる。

その他、最近、自然の材料の再生利用という考え方を中心に以下の対策が講じられるらしい。


【礫養浜】  
砂浜に礫を巻くということによって、その上に砂がたまるという効果が期待される。単に砂をまく方法では潮の流れが急な場合結局砂が流されて根本的な解決にはならなかったが、この礫養浜という方法を使うと、小石が支えとなり周りの砂が流れ出さずに定着する。

茨城県の神向寺海岸で今実験しているそうだ。20000立法メートルの礫を開眼一杯に巻いた例では、2か月ほどで失われた砂浜をとりもどしたという。50cmほど堆積しているらしい。


【掘削土の活用】
茅ヶ崎海岸では、下水工事で発生する大量の土砂を海外侵食の対策に活用する試みが行われている。海岸に近い場所だと、その土砂の性状は砂浜に近い。1日570tでるという。

通常、掘削工事では加泥剤という薬剤を先端に注入しで土に粘りを出し掘りやすい状態にして掘削する。これまでの加泥剤は粒子が細かい粘土でできているため水をひどく汚してしまう。海の生態系に影響を及ぼすため、浸食対策には使えず、土砂は廃棄物処理となった。セルロースを加泥剤に応用した。この新しい加泥剤は、あわびなどから抽出した酵素を加えると水と二酸化炭素に分解され、粘り気がなくなる。これで海を汚す心配がなくなり、砂を海外侵食対策に使うことができるという。

土砂の再利用率が97%。この処理コストは、廃棄にかかるコストは一緒。この工事では土砂3万トンを発生するが、この浜で失われる50%を回復できるということだ。

さよなら 逗子デニーズ  ・・・・  「逗デニ」閉店へ、海望む“老舗ファミレス”惜しむ声/逗子 :

逗子デニーズが閉店するという。

なんてさびしいことだ。

逗子湾の南端に位置して、相模湾を一望するロケーション。

テラステーブルもあった。

日曜日にブランチをとってコーヒーの香りを楽しみながら、海を臨み、自然の空気に触れて、ゆっくりとした時間を過ごす・・・。軽快なBGM・・・。

それだけでも、爽快な気分になれた。

晴れた日は、海の深い青さと空の澄んだ空気に、陽の光がまぶしく輝く。

背景には山の緑の中に、家やその他の建築物、そして車などが垣間見える。

湾上にはセーリングするウィンドサーフィンのセールがあちこちに色を添えている。

陽の雫が、セールを転げ落ちて、海面ではねて、きらきらしてまぶしい。


「逗デニ」閉店へ、海望む“老舗ファミレス”惜しむ声/逗子 :

いくつかの思いでもある。

もうなくなってしまうと思うととてもさびしい思いだ。

金曜日, 9月 25, 2009

ドラマ: 天国で君に逢えたら

以前このブログでも紹介した、故プロウィンドサーファー飯島夏樹さんの著書「天国で君に逢えたら」がテレビドラマとなって報じられていた。

死に直面して、自分の大切な人に対して抱く愛情や感謝の気持ちを、素直に伝えられない人たち。

主人公はカウンセラーをしながら、やがて手紙屋となってその思いを代筆して届ける。


人は愛情によって生きる意味をふかめることができると素直に感じる。









毎日新聞にもその評がでていた。

視聴室:天国で君に逢えたら - 毎日jp(毎日新聞)



飯島夏樹さんは、肝細胞ガンとの闘病生活の中で、家族、友人達の励ましの中、執筆活動に生きがいを見出し、いくつかの作品を残した。ドラマもよかったが、読書もお勧めしたい。

月曜日, 9月 21, 2009

テクニック --- ビーチスタート

私は、横浜市の海の公園をホームゲレンデにして活動しているが、その海で様々な人に出会う。また、去っていく人もいる。

皆、旅をしているだなあと思う。   

「人生という旅」。そしてその旅の中での出会いそして別れる。

「一期一会」と思えば、できれば出会いの機会を大事にしたい。

海の公園でウィンドサーフィンを始める方もいらっしゃる。最近、そういった方
からアドバイスを求めらる事も多くなった。

はやくうまくなってもらって、一緒にいろんな海に行く仲間が増えてほしいので、できるだけ有効なアドバイスをしたいと思う。

少しテクニックの整理をしておこう。今回はビーチスタート。海の公園は格好の練習場だ。

*********************************

ウィンドサーフィンを学び初めて、とりあえず乗って帰ってこれるという状態にまでなったとしよう。この時点で学んでいることは、
  • セールアップ
  • 弱風でのセーリング (アビーム、クローズドホールド(風上走り))
  • タック(方向転換)
これらの技術を習得する間には、セールのコントロールの方法もいくらか理解できているだろう。
  • ラフ・・・マスト手を前に突き出すようにして、ブーム手を後ろに引き込んで、ボードの後ろを足を押し出すとボードがラフする(風上に向かう)
  • ベア・・・マスト手を進行方向に突き出して(セールを進行方向に倒して)、前足を押し出すとボードがベアする(風上に向かう)
ここまでは一応できるという前提で、ビーチスタートのテクニックを整理してみよう。

【ビーチスタートを練習する環境】
  • 浅瀬(膝から腰くらい)
  • クロスショア・クロスオフショア・クロスオンショアで弱風2-4m/sくらい
  • 風下および進行方向に人がいないことを必ず確認。

【ビーチスタートを構成する要素を練習(1)---ランチング】準備段階だが、以下のチェックポイントは重要です。
  • ボードを沖に向けて海面に置く。
  • セールは風上側がマストで風下側がブームエンド。
  • マストをもって、風上側に体を移動。マストを海面にほぼ水平にして、セールをたなびかせることができるか確認。
  • ボードの後ろ側に立って、マストをもち、自分の頭の上を横切るようにリグを持ち上げてブームに手を移しかえる。この時ボードの風上側かつ後ろ側にいるはずだ。セールはブームを持った状態で頭上。風の強弱に合わせて両腕でセールを微妙に開閉させている状態のはずだ。
  • 風下に人がいないことを必ず確認。

ビーチスタートを構成する要素を練習(2)---リグコントロール
ボードの向きが重要。リグをコントロールして基本はアビームの向きにボードを向ける。浜辺でビーチスタートしている人たちをよく観察しよう。リグの操作は、基本的にはマストの押しひきとブームエンドの開閉だが、比較的良い方向を向いていて姿勢もよければ調整の程度も少なく、片方の操作でも十分だ。
  • ボードがラフしている。(風上をむいている)・・・リグのマストをアビーム方向からすこし下った方向に押し出し、ブームエンドを引き込ん(下に)で矯正。少し前に歩を進めると効果的。
  • ボードがベアしている。(風下をむいている)・・・リグのマストを引き込んでセールを開いて矯正。

ビーチスタートを構成する要素を練習(2)---リグコントロール-ドライジャイブ】
練習しているうちに、セールがひっくり返されたりして、ブームエンドが風上に、マストが風下側にくることがある。この時にあわてて、無理にセールをひっくり返そうとすると、突風で吹き飛ばされてとても危険。風の様子と方向をを見ながら、丁寧にブームエンドを持ってあげて、ひっくり返すという方法もある。
だが、ドライジャイブという技を身につけると将来的に様々な技で役に立つので、ここで紹介しておく。場面は、ビーチスタートをしようとして、突風にセールをひっくり返された場面から。
  • セールが適切な状態からひっくり返ってしまったら、まず、周囲の安全を確認。誰も風下にいないこと。また、自分はできるだけ道具の風上側にいること。(突風でセールが吹き飛ばされると風下側にいる人は大けがをする。)
  • セールをとばさないように水にぺたっとつけたまま、マストをひっぱる方向にボードの周りを水平回転させながら風上側に歩く。
  • 風の方向に対してマストが90度になった時点で、マストをあげて、自分の上を横切るように横断させてリグを頭上に持ってきて、ブームをもち、体制がとれたら、風上側の手はマストにもちかえ、風下側の手でブームの後ろをもつ。
  • その後、その状態でさらにボードを中心にボードの後ろ側に回転しながら風上側に歩いていくと、あるポイントで、マスト側からうけていた風がセールトップそしてやがてブーム側から入ることになる。そこで、マスト側の手はしっかりマストを支えて、ブーム側の手を離すと、セールがマストを軸に風の力で回転する。セールがふっとばないようにマスト側の手は回転を殺さないが、絶対にはずさないようにしっかり持っておく。
  • 先のラフベアを行ってボードをレディポジションにもってくる。



ビーチスタートを構成する要素を練習(4)---ゲッティング・オン

ビーチスタートでうまくボードに乗りあがるためのポイントは以下の通り
  • 後ろ足をボードに乗せ、体重は掛けずにボードを引き寄せる。(後ろ足に体重をかけないことと、蹴りださないことが重要。ボードを体の近くにキープするのが目的。そのため、かかとだけつけて、つま先は上にむけたまま練習するといい)
  • リグの開閉と後ろ足を使って、ボードの向きをコントロールする。(上記のリグコントロール参照)
  • 腕を上方に伸ばしてセールを立てて、後ろ足を使ってボードを体にひき寄せる
  • ブームの下に入って、セールに沿って伸び上がる。マスト手は伸ばし、ブーム手は引き込む。目線はマストフットを見る。風にセールが引っ張られて体が浮いてボードの上にのるという点が重要。
  • 乗りあがったら、前足をマストフットのわきに添え、足先でボードをおす。腰を落として安定した状態で行う。そのため後ろ足は体制が整うまでまげたまま。
  • 乗りあがったときに強風で前にとばされそうになったら、ブーム手を緩めてセールを開いてバランスをとる。
  • 初めての時は、なかなかバランスがとれない。風を受けたセールで体を支えてもらうという感覚が身に着くまでは、何回もくりかえすしかないと思う。ビーチスタートだけではなく、幅広く技を身につけようとしていくと、おのずとその間隔がわかるようになり、ビーチスタートの成功率もあがる。


海の公園 の 金沢文庫芸術祭、サンドアートフェスティバル、海の図書館

9月20日は海の公園で様々なイベントがあった。


金沢文庫芸術祭 9月20日

なにやら海の公園中央の緑の芝あたりがにぎやかだ。

なんだろう?

と思って、ウィンドサーフィンの合間に、ちょっと骨休めがてらに見て回った。

ものめずらしさもあってあちこち見て回ったが、海から上がったウェットスーツで水をしたたらせながら歩く姿を、広場の人々も好奇の眼で見ている。

会場には小さなテントが一杯はってあり、それぞれのところで、展示物がある。

様々なアートの紹介、ワークショップでの体験。

こういったものは容易に想像がつくのだが、さらにみると、さすが横浜!国際性があるところに特徴がある。まず先住民広場。様々な民族の装飾物など文化の紹介。

フード広場にはエスニック料理あり、食事も楽しい。各地のダンスまで用意されている。

1日いても十分楽しめるだろう。

今年で11回目だそうだ。1日だけでなく、もう少し長くやってもいいのではないかと思う。



サンドアートフェスティバル

サンドアートという言葉を初めて知ったが、砂と海水のみでできるもので、仕上げに環境に優しい接着剤グルーを使用している。

お城や動物、人気キャラクターなどをかたどったその作品、見ると迫力がある。やはり晴れた時の陰影のコントラストがいいと思う。

雨が降ったらどうなるんだろう?と心配してみたり・・・。

この企画は23日までやっているようだ。


海の図書館

砂浜に黄色い椅子がいくつもおいてある。

なんだろう?と思ってみると、海の図書館。

本を借りてそこに座って読んでもらうという企画らしい。

ちらちら人が利用し始めて、結構座って読んでいる。

ちょと座ってみたが、海風がきもちいい。

これはニュースにもなったようだ。

今度は10月4日の予定のようである。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090920-00000023-kana-l14


フリーマーケット

20日はフリーマーケットも開催。





海の公園のイベント情報は以下で確認できる。


http://www.umino-kouen.net/news.html

今回はいかなかったけど、ときどき様々な掘り出し物を見つけることができる。

日曜日, 9月 20, 2009

台風去りし 海の公園

日曜日は朝から爽快な天気。

美しく晴れ、海水も澄んでいる。

ウィンドサーフィンにのって、ふと足元をみるとボードの下に海の底が見える。

目をあげれば、突然、魚が跳ねあがる。

すごしやすい季節の到来をお前も喜んでいるのか!


午前中は、台風が去った後の残り風のおかげで、いいブローが吹いていた。全体としては穏やかなのだけど、時折吹くブローは、63で十分プレーニングしてカッ飛ばせる。その風の塊が結構大きくて、そこそこのロングランもできた。北だったので若干オフショア気味。

午前中で風は終わってしまったが、昨日の疲れもあって、もう十分という感じだった。

毎週末こんなかんじだといいと思う。

土曜日, 9月 19, 2009

台風モードの海の公園

幸い、台風の直撃は免れた。

ウィンドサーファーにとっては、その辺境の風のおこぼれにあやかったという感じの一日。

早朝から金田湾に繰り出した組の情報が伝わる。東京湾はかなりうねっているようだ。

どうするか・・・。

が、手元の時計はもう7時半。今から金田に行ってもつくのは8時半前だ。多分駐車場はもう一杯だろう。

今日は海公かな・・・・。と天気予報を見ると、午後も結構吹く予想。午後から出ることにした。

ちょっとガスティだったけど、波はほどほどで、走りもウォーターもしやすい。
ウォータースタートは、ある程度波があった方がいい。平水面だとぺたーっと海面にセールが張り付いてなかなか抜けないのだが、ある程度の波があると、フン!とセールに上側の力を加える作業を何回かやると、案外あっさり浮いてくれる。また、走っていると、ちょっとバンピーな感じがするが、それが、足腰屈曲させたりセールの開き閉じをあわせたりで結構忙しく動作しているのは意外に快感だ。

結構楽しめた。

でもジェットコースターの先では、東京湾の波が直接入ってきて日産の岸壁にぶつかりすさまじくブレーク。あれに飲み込まれたら多分イチコロだろう。

アウトサイドで流されてそんな場面に遭遇したくはなかったので、インサイドでしっかりプレイ。

ま、楽しい1日だった。明日も期待したい。

金曜日, 9月 18, 2009

新橋でちょっと一杯

会社からの帰り道。

夜風もだいぶすごしやすくなった。
涼しい風が心地よい。
ちょっと前までベトっとして、重く暑苦しい空気だった。
今は、ちょっと歩いてみようかな?と素直に思える。
きっと体にもいいはずだ。

新橋まで歩いてみる。

この町はいつ来てもエネルギッシュだ。
どんなに疲れていても、何か気になることがあっても、それをいやしてくれる、なにかとてつもないエネルギーを感じる。

そして、いくつかの店は、サラリーマンのお財布にもとてもフレンドリーだ。
その多くは立ち飲みなのだけど、味は馬鹿にならない。

おいしい。

ちっちゃな贅沢を味わいに行く。傍らにはもちろんお酒。

そんな店でちょっとだけつまんでいると、ときどき、いろんな人と会話が弾むことがある。

今日はとてもお若いイケメンクンが、となりで一人で飲んでいたのだが、いつの間にか話し込んでいた。スノボにはまってきているらしい。でも、冬しかできないという弱点にも気付き始めていた。

ウィンドサーフィンは一年中できるんだよと、すかさずアドバイス。少しは興味をもってくれたようだ。

仲間は多い方がいい。飲み会も楽しい方がいい。

時には、飲んで食べてそして会話して・・・。良い夜を!

新橋はいいところだと思う。

日曜日, 9月 13, 2009

海の公園バーベキュー

先週日曜日は、海の公園のウィンドサーフィンショップの主催するバーベキューだった。

秋口の程よい気候に恵まれ、楽しい一時となった。


海の公園のバーベキュー場
でバーベキューするなら、まず、テーブルを借りる予約をする。

借りられる時間帯は昼の部(10:00~14:30)と夕方の部(13:00~19:00)だ。
利用料金は平日1500円、休日2000円。
施設は結構整っている。
つくりつけのテーブルだけでなく、水場もある。
コンロも借りられるし、炭も買える。
最近はバーベキューの食材をセットで手配することもできるようだ。
もちろん、個別で準備してもOK。なにか忘れ物をしても、食材なら歩いて7-8分ほどのところにスーパーもあり、10分ほど歩けば酒屋もコンビニもある。さらに5分ほど歩けば、横浜市金沢区の中心街区に入り、いろんなものが手に入る。
要するに困らない。


私も何回か体験したが、なかなかいいと思う。


より大きな地図で windsurfing in UmiNoKoen(ウィンドサーフィン 海の公園) を表示

夏場もいいが、やはり私は秋が好きだ。
空気が澄んでいて、すごしやすい。
夏なら、その強い日差しをさけるために、タープはあった方がいいと思う。
でも、秋ならそうでもない。
重装備は必要ないが、やはりちょっと気づかいがあるとさらにいいだろう。
陽射しが強いこともあろうから帽子の着用をするように呼びかけるのもいい。
時には肌寒い天気のこともあろうから羽織を用意しておくよう呼びかけるのもいい。


今回は、ショップの手配で、昼の部から夕方の部まで通しでバーベキューだった。
確かに、昼の部だけだと、ちょっと物足りないような気がする。
一日通しでやると、ゆっくりできる。
日ごろあまり合わない人たちとも会話できていいね。


この時期、6:30になると加速度的に暗くなる。そろそろ夕方の部は終わりかな?。

日曜日, 9月 06, 2009

夏去りし 海の公園 ウィンドサーフィン


ちょっと前まで、熱くたぎってとげとげしかった日の光が、少しやわらいでいる。

天気に恵まれ、浜辺には磯遊びにたわむれる多くの人たち。

もうサングラスが必要なほどまぶしくない。水も空気も澄みはじめている。

そうだ、海の公園にも秋が次第に浸透し始めている。

海と公園の緑、そして八景島のピラミッド、そして青い空。とても美しい景色だ。


これからしばらく、マリンスポーツにとっても快適な時期。夏は日差しが強すぎて、体力を消耗してしまう。

でも秋はさわやかだ。


今日は、久しぶりの海の公園。北東の風で午後からあがる予報。

また、9月になると海水浴シーズンが終わるので、海岸に張られていた遊泳区域のロープが撤去され、広い海がウィンドサーファーにかえってくる。

昼過ぎからくりだした。

きっと皆期待は同じ。多くのウィンドサーファーでにぎわった。

でも、夕方、7点台のセールで走る程度の風が吹いたのみ。私は6.3のセールでででたので、ほんの数回プレーニングしたくらいだった。

ま、でも、天気にも恵まれ、とてもさわやかなセーリングができた。


いよいよ秋。

行く夏を忍べばちょっとさびしいが、迎える秋の豊かさを歓迎しよう。

木曜日, 9月 03, 2009

小雨の海の公園でバーベキュー

先週日曜日は、かなり吹いた。台風が近づいている影響なのだろうか?。

が、通っているスポーツクラブ主催の海の公園BBQに参加することになっていたのでウィンドサーフィンは断念。

曇天から小雨模様とバーベキューにはあいにくの天気。早朝には、バーベキュー中止になってくれないかなあ、そしたらウィンドサーフィンやれるのに・・と思った。海の公園に行ってみると、すでに雨風と格闘している輩がいる。コンスタントに走っているわけではない。みるからにガスティだ。

でも、BBQ決行とのこと。ウィンドサーフィンやりたかったなあとちょっとがっかり。三浦の方では、もっとすごいコンディションでいまごろ楽しんでいる輩もいるはずだ・・・。

ま、約束だ。やむを得ない。

バーベキュー場の奥のほうには、高い木が生えていくらかは小雨もしのげそうな感じのところがある。そこで、30人ほど集まってでがんばった。

まあ、結構涼しく、お湿り具合もわるくないといったところか?。暑すぎるのも考え物だしね。

料理は、いわゆるバーベキュー。中にはサービス精神に富んだ人もいて、いろんな工夫をしてくれる。結構発見があってたのしい。

今回は、次のものが良かった。自分なりに研究して、ぜひ習得してみたい。

  1. イ モ団子。ネタは、ジャガイモを湯がいて練った後、片栗粉を混ぜて丸め、小判状に成形したもの。これを、鉄板の上で焼く。チューブでバターを使ってコレステ ロールを少しでも低く。ネタをつくるのに、朝4時に起きたという。その甲斐もあってか、行列ができるぐらいの大好評。おいしかった。私もこんどやってみようか・・・・。でも4時というのちょっと・・・・。
  2. チャーシューを作って持ってきたというイケメン君がいた。バラ肉を使ったというが、油ギトギトしていなくてさっぱりしている。聞いてみたら、下ゆでをにんにく、しょうが、青ネギを使ってウーロン茶のパックを入れたという。なるほど、そのせいか・・・・とても美味しいチャーシューだった。確かに、作って持ってきた彼も中肉中背。やはり、そういう人は、食生活への気の使い方があるのだと感心する。
  3. 殻 付きホタテの網焼き。網において、ひっくり返してまた焼く。さらにじゅるじゅると出た汁が次第に少なくなって、身に火が通ってきた感じのところで、チュー ブでバターと薄口しょうゆをたらして、もうしばらく焼く。こうばしくて、バターの風味がよくて、ホタテ貝のうまみややわらかさとよくマッチ。
  4. 焼きそば、肉野菜を焼いた後に、麺をいれるが、いきなり混ぜない。麺をほぐして、それですでに焼いた肉野菜を包んで蒸焼き状態にする。これが、肝心らしいイ。
  5. おもち、焼きおにぎりも鉄板で焼いていると結構人気がでる。今回はなかったが、ニラ饅頭というものがあるが、それも人気がある。
  6. アルミホイルで、鮭蒸し。アルミホイルがあると何かと便利だ。ここでもチューブでバターと、しょうゆが活躍。塩コショウでもおいしいだろう。
  7. 全 体に肉や油が多くて、体にはよくなさそう。たまの楽しみだからいいじゃないの!ともいえるが、こういうときでも注意できることがある。それは野菜を豊富に とるといこと。自然の中で焼くと野菜もとてもおいしいし、食べやすい。繊維質を多く取ると、余分な脂肪分を排出してくれる。果物も繊維質に富むものならよ さそうだ。そして、鉄板焼きは油を使う。この油にコレステロールを下げるようなものを使っているので、これもよい。
  8. 夜はキャベツの千切りと梨を食べてセーブ。もちろん、朝も野菜ホワイトスープのみ。終わった後、黒ウーロン茶も一応飲んでおいた。脂肪分を吸収しないよう努力しといたほうが後悔しないですむだろう。

ウィンドサーフィンで、走りまくるのも楽しかっただろうが、うまいものを食べるのはやはりいいものかもしれない。

いずれにしても、海の公園はバーベキュー場としてもいいところだ。

今回は小雨だったが、秋の晴れた日は景色がとても美しい。このブログでも紹介したことがある。

そういえば夏も終わりもう秋だ。

今年は夏も短くちょっとさびしい感じもするなあ。

日曜日, 8月 23, 2009

海の公園花火大会の日のウィンドサーフィン 微風で走る

海の公園の花火大会の日は、海の公園ではウィンドサーフィンはできない。

そして、花火大会の次の日は、花火の残骸が海に浮いていることがある。(もっともウィンドサーフィンをするのには問題はない)

今年は、花火大会の日、三浦の三戸浜にくりだした。
朝方からコンスタントに弱風。

7点代以上のセールの人は楽しかっただろう。

私は6.3。ボーナスタイムの時にちょっとだけプレーニング。

弱風でプレーニングするときは、カイトさせないで、マストをしっかり立ててセールを引き込んで、自分も伸びきる感じで風をとらえるといいのかなと思った。

帰ってきてから頭の中で思うのだが、その動きから、セールにベアを加えて加速させる、そして、そのあとパンピングで風上に上がるという動作を交互に混ぜると、結構定位置で楽しめるのだろう。

少ない風をどう生かすか?これも大事な課題と思われる。

この日、かなりの干潮で、実は水面下にある岩を見て驚いた。満ちた時にはみえないが、フィンがひっかかる危険な岩群が一部にある。

実は何回か引っかかってすっ飛ばされたことがあるのだが、その落ちたところが岩のところでなくてよかったと改めて感じる。私のウィンドサーフィンマップを更新しておこう。


より大きな地図で windsurfing in Shanan and Miura(ウィンドサーフィン情報 湘南-三浦) を表示

土曜日, 8月 22, 2009

海の公園 花火大会

今年も例年のように、海の公園で腕を磨いたウィンドサーフィン仲間と一緒に、海公の花火をおがんだ。

やはり花火はビールを飲みながら見るといいと思う。

今年は、天気にも恵まれ、とても良かった。

花火に良い天気ってどんなもんかな?。
  • 暑すぎず、湿度が高すぎない・・・・汗だくだくはつらいよね。
  • 風が少しだけ。・・・・花火は結構煙がでるので、適当に払われないとよく見えない。
  • つまみやすい食べ物とビールがあること・・・・・花火に限らないが、人生を豊かにする。
  • 気の合った人たちがいること・・・・・楽しい会話ができればあいいなあ。

年々花火も進化しているとつくづく感じる。今年もすごかった。
やはり年に一度は、ビールを片手に楽しみたい。

今年は、花火募金という活動が目立ったような気がする。
リーマンショックに端を発した世界金融危機。これを引き金に、大きなダメージを受けた経済活動の余波が、こんなところにもでているのだろう。

海の公園の花火大会は、とてもいい。
派手な花火の音や人込みの喧騒、でもちょっと耳を澄ますと潮騒が聴こえる。
的屋さんのおかげで、ビールでほろ酔い、そしておいしいおつまみにもあやかれる。
そんないろんな臭いがある中でも、塩の香りが漂ってきてほっとする。
そして海に目をうつすと花火と八景島のコンビネーションがいい。
横浜でただ一つの海水浴場。

場所取りの規制がきびしくなっているらしい。事前に場所取りをしていた全区域で場所取りの撤収を命ぜられたらしい。

がんばって場所を確保してくれたウィンドサーフィン仲間に敬意。

久しぶりに会う面々もいれば、今年から始めましたという人もいる。
花火の後もしばし語り合う。
ウィンドサーフィンで盛り上がれる良い夜だ。

水曜日, 8月 19, 2009

ダイエットに成功したウィンドサーファー

先日の本栖湖ウィンドサーフィン・合宿で、久しぶりに会ったウィンドサーファーがずいぶんやせている。こんな時は病気なのか、ダイエットに成功したのか聴き方にもよく注意したほうがいい。

「なんか、痩せたんじゃない?大丈夫?」

「ダイエットしたんだ・・・。」と答えがかえってくる。


思わず身をのりだして、「どうやって痩せたの?」と聞いてみた。

まあ、普通にサラリーマンの仕事して、夜のお付き合いもたまにあって、ストレスためてとなると、やはり、太りがち・・・。ついつい気を抜くと・・・・さらに体が重くなっている。その輩もそうだったはずだ。

ウィンドサーフィンは結構激しいスポーツだから、その日は脂肪を燃焼しているのだが、なにぶんウィークエンド・ウィンドサーファーにとっては、風に恵まれる週末の数も限られているので、日常の生活の誘惑に負けてしまう機会が圧倒的に多い。

こういうときは、ダイエットに成功した輩の言葉は拝聴した方がいい。

すると、「毎日野菜スープにして1週間、それに少しご飯も食べるようにしてさらに1週間で、4-5kg痩せた」という。「ちょっとペースが速すぎた」と語っていた。

確かに、一般的には1月2-3kg程度で痩せるほうがいいとよくきく。栄養失調などの障害も起こりえるし、痩せた後その反動(リバウンド)などもおきやすいから。

野菜スープという栄養をとりながら痩せている手法にちょっと魅力を感じる。

毎日野菜スープというのもなあ、おなかすきそうだなあとも思いながらも、やはり挑戦する価値はありそうだ。で、どんな具がはいるんだろう?と、ちょっと思案。肝心なことを聴き忘れてしまった。ネットで調べてみる。

野菜スープ レシピ

オー!なんと、でてくるわでてくるわ。

別名 脂肪燃焼スープとかデトックススープともいうらしい。

そして、結構同じようなレシピがずらりと並ぶ。つまり、定番ダイエットメニューだったわけね。

【材料】
  • 野菜(トマト、キャベツ、セロリ、玉ねぎ、にんじん、ピーマン)
  • ダシの具(昆布、鰹節、スープの素やコンソメ)

【調理】
  • 野菜を一口大に切って鍋に入れて、水をひたひたになるくらい入れて、ダシの具を入れる。
  • 20分ことことと煮る。
  • 塩コショウで味を調える。


【思うに】
簡単で意外においしい!
いろんなビタミンがとれて体にはよさそう。また、低カロリーだからもちろんダイエット効果にも期待できそう。そして繊維質が腸の力を高めてくれそうで、すっきりしそう!。

まあ、毎日これだと、さすがに別の意味で栄養のバランスを欠いてしまうので気をつけたい。でも、ダイエットのために、週に1,2回夕食の主食をこれでがっつりいくんだ!というくらいの気合いは入れる価値があると思える。

味付けは、だしでバリエーションとれそうかな?
鶏がらスープやコンソメで、中華や洋風に・・・。ダシの素としょうゆ、みりん、酒で和風に・・・。
入れる野菜も変えたりして・・・。
チーズ、生クリームや小麦粉まででてくると、ダイエット効果は少し後退するが、それでも、栄養をたっぷりとる日も必要だろう。日によっては、肉やベーコンのうまみを足してやるのもいいのではないだろうか。

うーん、いろいろ工夫すれば、続けられそうかな?

火曜日, 8月 11, 2009

ウィンドサーファーのレクイエム 「風の詩を聴かせて」 のyoutube動画  

このブログでも以前冥福を祈った飯島夏樹さん。
プロのウィンドサーファー。
世界で活躍しながら、病に伏し、若くして夭逝。
ウィンドサーフィンをできなくなるまで患った病床の中で、わが身の天命を知り作家となった。
代表的な著作に

天国で君に逢えたら
ガンに生かされて

もちろん僕も読んだ。いい本だ。

なぜって?

死を目前にしても、スピリッツと愛情は何にもまして高貴で気高いと教えてくれるからだと思う。精神は肉体よりも尊い。

映画にもなった。「ライフ 天国で君に逢えたら

その主題歌をサザンオールスターズの桑田佳祐がつくりそして歌った。

風の詩を聴かせて      このブログでも歌詞とコードを紹介している。

映画の主題歌で、イメージビデオもいくつかあるが、こんなバージョンもあるのをYOUTUBEで発見した。



ウィンドサーフィン・ハードボイルド・ワンダーランド!。

すごくかっこいい!。

ブラボー!

人間の何倍もの高さの波、その波が自分の上にかぶさることの恐ろしさを想像してみよう!

1立方メートルの水が1トン。うまく走り抜けられなければ、下手すると何トン何十トンもの水にもみくちゃにされるわけだ。

そして、10mくらいとび上がれば、体制を崩して落ちた時の衝撃はいかようなものか!

その危険に挑むウィンドサーファーのスピリットに敬意!


実は、この手のビデオはちょうど映画がリリースされたころも、ごくしばらくの間、ネットで見られたのだけど、バイオレンス(暴力的)という理由で、公開禁止になった。
ここにきて、映画が過去のものとなり、公共への影響を問う声が小さくなったため、公開されているのだろうか?。

普通の生活を送る人は、ウィンドサーフィンで怪我して仕事ができなくなっても、だれも助けてくれないと思うから、憧れるのは良いけど、真似しないようにしたほうがいいだろう。(蛇足と知りながら一言・・・。)

土曜日, 8月 08, 2009

雨の本栖湖ツアーと太宰治と村上春樹

先週、本栖湖へは、車で若い輩と相乗りしていった。私が運転して、その輩は助手席。

本栖湖まで2-3時間だから、相乗りして会話がはずむのならそのほうが楽しい。

行くときは、期待感が先行して、楽しい話題が先行する。

帰りは、現実先行だ。明日の仕事、帰ってからやらなきゃいけないこと、渋滞の心配・・・・・・。吹いてウィンドサーフィンを楽しめたのなら、その会話も楽しく盛り上がれるかもしれない。でも、雨で消化不良・・・・。

帰りの車の窓には、容赦なく雨がたたきつけられる。富士あたりだと、いつも聴いているFM横浜は受信できないから、手元のCDを聴いている。この日はマイルスデイビス。

「ジャズって雨の日にあうんですね」助手席の輩が言う。

確かにそう思う。


ふと、その輩が、太宰治の話題をもちだした。

「「人間失格」って本知ってます?最近その本読んだんですよ」




太宰治だろ?高校の頃読んだよ。ひたすら、くらいだろう。あまり好きになれなかったけど、その本の中のほんの一言だけ覚えている。『もはや、完全に人間でなくなりました。』ってセリフ」と答えた。

「あれは、高校生で読んじゃいけないですよ。モルヒネうったり、・・・。」といくつかの本の中の、非道徳的な部分を上げながら、若い助手席の輩がいう。確かに、青少年に育成すべき健全な精神からはほど遠いように思える。でも、人の心がもつネガティブな面、ポジティブな面を知ることも成長の機会とも思える。

「なんで、また、今ごろそんな本読んでるの?」

「友達に薦められて・・・。面白いっていうから、読んでみた。読みやすかったし。」

・・・・・・・・

太宰治なら、『斜陽』を読んでみたら?。すごいなっと思ったよ」




いくらか、太宰治について、会話した後、「斜陽」という本を勧めてみた。

正直言って太宰治なんて高校生で読んだっきりだ。自分の人生に大きな影響を与えた古人といえるのかもしれない。

当時「斜陽」を読んで、深い感銘を受けた。時代の変化から、社会の中で「斜陽」する貴族階級層。その階級に生まれ生きていくことを運命に義務付けられた人たちの生きざま、そしてゆるがぬプライド。そのスピリッツは、いまだに心に残っている。


と、今度は、村上春樹の本って読んだことあります?っと助手席の若い輩が聞いてきた。

「うん、大学生のころ、彼の著作を読んで、当時すごく感動したよ。」

少し世代ギャップを感じているようだ。彼にしてみれば、今とても話題になっているから、読んだというのだろうが、私が答えた内容は、ずーっと昔の話だ。

「その時『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』という本を読んでね。






その本にすごい感銘をうけて、そのあと、彼の別の著作『羊をめぐる冒険』っていうのを読んだんだ。いやー、すげえ、ってぶっとんだよ。」と助手席の輩に話してみる。






そして「でも、その後、『ノルウェイの森』っていうのを読んで、それ以来読まなくなったね。世間的にはその作品が村上春樹の出世作だったんだけどね。」と続けてみた。

彼は、「ノルウェイの森」という本を読んだということだった。


ノルウェイの森」が刊行された当時は、本格的な純文学として絶賛されていたよと話した。






個人的に村上春樹に期待していたのは、なまなましい恋愛物語というよりは、そういう人間の感情や現実の生活感そして行動を、まったく日常感のない別の世界の中に再構成して見せる感覚だった。たとえばサルバドール・ダリの絵を見ているようなかんじ。


ノルウェイの森」を読んだときに感じたのは、どちらかというと現実的ななまなましさだった。だから、その後、読もうという意欲が失われてしまったような気がする。そういえば、「ダンスダンスダンス」は上巻で挫折。「海辺のカフカ」は、タイトルは気になるものの、よんでいない。


太宰治は今年生誕100年。
村上春樹は昨年ノーベル文学賞候補。

助手席の輩にしてみれは、時代の話題に乗って読んでみたということだろう。
私にとっては、名作といわれる本が、世代を結び付ける力があるのだなあということが発見だった。


雨の本栖湖。

ウィンドサーフィンを楽しめる風は吹かなかったけど、心の旅にはなっていたようだ。

この夏の渋滞もよう 千円高速で帰省、53キロ大渋滞 - goo ニュース

集団的に学習するにはもう少し時間がかかると思う。

巻き込まれないように気をつけよう。

高速料金が安くなるのは歓迎だけどね。


千円高速で帰省、53キロ大渋滞 - goo ニュース


今年は天気もいまいち。

ピリッとした夏ではないねえ。

日曜日, 8月 02, 2009

戻り梅雨の本栖湖

【雨の本栖湖】
残念ながら、この土日、本栖湖は涙模様。

土曜は、曇り空。風があがるかな?という願い届かず、風向きも定まらず、風もあがらず。

せっかく来たので、ちょっとウィンドサーフインしてみたが、乗るのがとても難しい。
微風だけでなく、風があちこちから吹いてくるのがたち悪い。かなり体力を消耗したように思う。

【スタンド・アップ・パドル・ボード (SUP)】
この日もっとも楽しめただろうなと思われるのは、スタンドアップパドルボード(SUP)

大きくて浮力のあるボードの上に立って、パドルを手に持って漕ぐというものだ。
シンプルだ。そしてバランス感覚のある程度ある人にしてみれば、平水面ならばすぐにできる。
簡単だと思って馬鹿にしていると、そのしっぺ返しはその日しっかり帰ってくる。

体力と筋力の消耗度だ。30分もやれば足腰ががくがくになる。逆に言うと30分もやれば、いい運動になっているともいえる。

適当に疲労していないと、夜のビールはおいしくない。

だから、やっぱり、風のないときも楽しめ、なおかつ十分にトレーニングになるSUPはあった方がいいと思う。


【雨の夜の本栖湖に泊まる】
夜は民宿でBBQ~飲み会。若い子たちが一気飲みで盛り上がっている。
こっちは、日中やったSUPのせいかはたまた定まらない微風の中でウィンドサーフィンをしていたせいか、結構疲れていて、飲み会には付き合えきれずに歯を磨いて寝た。


【続く雨の本栖湖からの帰途】
翌日は雨。
結局10時前にはあきらめて、帰途に就いた。

車でJAZZ(マイルスデイビス)を流したら、相席の輩が、「雨にこの曲あいますね」という。



【本栖湖から帰る時の渋滞を斬る】

日曜だから、どうせウィンドサーフィンできないなら、渋滞にはまらないように早めに出ようと思ったのだけど、意外に混んでいた。みんな同じ発想したのかもしれない。

まず、富士五湖道路の須走出口。仁杉の交差点からの余波と思われる。
次に、東名高速の大井松田インター手前で事故渋滞。10時半に起こった事故で、11時前くらいに乗りいれたら、3kmくらいの渋滞に成長していた。その後6-7kmくらまでの渋滞に成長した模様。動かない渋滞で、これでおよそ30-50分程度ロスしてしまった。

このときの渋滞の模様を少し詳述しておく。
事故は、追越車線で起こっていた。どうも壁に突っ込んだようである。ボンネットは大破していた。この事故で、3車線が1車線に制限。ここで、車線を追越、走行、登坂と呼ぶとしことにして、渋滞の模様を説明したい。
事故で封鎖されたのは追越と走行車線。登坂車線のみが通行可能となる。ここで、車の割り込みを考えてみると、運転者の立場からみるとなんとなく礼儀的に、一台交互に車をいれてあげるということになる
。そこで、みてみると、追越車線の車がまず走行車線に割り込む状態がある。ここまでならば、それぞれ1/2、1/2という割合だ。次に走行車線の車が登坂車線に割り込むことを考える。するとここでも1/2、1/2である。これを割り戻すと、追越、走行、登坂車線の車が進行する確率は、1/4:1/4:1/2だ。

だから、登坂車線がもっとも進むことになるはずだ。現実運転していた現実では、登坂車線がもっとも進んでいた。

そして、もうひとつ車線が減る場面を見てみると、割り込む側の確立は1/2を超えているという現実だ。割り込ませる側の人の立場の方が結構ゆるい。人がいいから割り込みさせるのか、俯瞰的な状況を把握する能力が高くて割り込ませた方が全体がスムーズだと判断しているのか、走行車線は割り込みに大きく譲歩しているので、もっとも動きが悪い。さらにいえば、車線が細る直前まで走行車線は渋滞が続いているが、追越車線は、車線が細る100m手前から走行車線への移行を試みている。

つまり、このケースでは追越車線の方が車線変更の機会が多く、走行車線は割り込みを受ける機会が多い。そのために、走行車線はもっとも流れが悪い。

渋滞を少しでもはやく切り抜けるならば、渋滞を引き起こしている状態とその原因を分析してみるのは悪くないと思われる。


横浜町田の渋滞は結構しょっちゅう見られる。今回は、雨模様だったので、はやめに帰途につく選択をした人が多かったということなのかもしれない。



ちなみに、富士方面から東名高速の大井松田より御殿場側で渋滞を察知した場合、246を通って大井松田までアクセスする手がある。渋滞がなけれ、この両路線の差は1時間弱のようであり、東名高速をつかったほうがわりがいい。

大井松田手前で渋滞するケースはたいがい事故渋滞なので、ちっともすすまない渋滞のケースが多い。この場合およそ御殿場から大井松田まで1時間越えかかると考えられる。

御殿場で246に抜けて、大井松田まで走る時間が、渋滞の東名高速での時間とかわらないならば、高速代がいくらかでも安い分、246を選択する価値もでる。

246への抜け道は、須走から、仁杉への渋滞をきらう裏道からの接続もいいので、東名で、大井松田手前で渋滞するときには、一考を要すルートだろう。


【本栖湖の陽の強さ】
最後に一言、曇り空とはいえ日射しはかなり強い。じめじめしてむし暑かったので、土曜日はシーガルの上半身をおろして、風待ちしていたが、背中が日焼けして真っ赤になってしまった。
紫外線対策もよく注意しておこう。

火曜日, 7月 28, 2009

鹿児島から沖縄へウィンドサーフィンした人       約束のウインドサーフィン届く 冒険家中里さんから十島諏訪�

鹿児島から沖縄へ、いくつかの島々によりながら、ウィンドサーフィンで航海した人がいるという。

驚かされるが、その志に感銘を覚える。

以下の記事には、途中よった島々での人との触れ合いが、伝わってくる。

約束のウインドサーフィン届く 冒険家中里さんから十島諏訪�


きっと子供たちの心には一生やきつくことだろう。冒険心と挑戦そして克服いうとても精神の大きなプレゼントをしたことになるのではないだろうか?


それにしても、大変な旅だ。一日何時間もウィンドサーフィンで航海する・・・・それだけでも大変だと思う。ましてや、ほとんど、一方向にはしるわけだから、ずっと同じ方向を見てセールしなければならない。

一度、鹿児島湾を横断したことがあるが、その時ですら、首と腰がこってしょうがなかった。

さめとか怖くなかったのかなあ、などと心配もしてみたり・・・。

本当にすごいと思う。でも、安易に真似てはいけないと思う。

日曜日, 7月 26, 2009

戻り梅雨の間の海の公園

7月14日に梅雨明けしたはずなのに、どうも天気がしっくりしない。すっかり戻り梅雨。日本列島の上空にしっかり梅雨前線がのびていたりする。

でも、この土日は、結構天気に恵まれた。

三戸浜でウィンドサーフィンするか、海の公園でウィンドサーフィンするか迷った。

ゲレンデ各地の天気予報を集めたサイトがあるが、 風予報もあるので、比較してみるのに結構使える。

この二日は海の公園に軍パイがあがっている。

一般的には、三浦半島の南端、三戸浜の方が吹きがちなのだが、ときどき東京湾の北側がふくことがある。この二日間はそんな予報だった。

予報は結構あたり。海公は両日ともOK。三戸浜も日曜日夕方は楽しめたそうだ。


土曜日は、2時半くらいから海の公園でウィンドサーフィン。ガスティ。この日も先週と同様に、風向きが南西系で、海水浴場とすみわけを強いられる夏の海の公園では岸に帰りにくいケース。適当に休みながらプレイ。海域全体がウィンドサーフィンに解放される5時くらいから結構コンスタントに吹いた。63オーバー。広い海を滑走で来て、結構ご機嫌だった。


日曜日は、土曜の疲れもあったので、4時過ぎくらいから海の公園でウィンドサーフィン。土曜日と同様の展開を期待して、5時前後のサーマルを狙った。ブローは結構良かった。でも、もう少し頻繁にブローが吹いてほしかった。この日は3時くらいがもっともよかったようだ。


両日とも天気予報よりいい天気、晴間が広がり、ウィンドサーフィンも爽快。

はやく梅雨があけてほしい。


ここのところ、海の公園から遠ざかっていたけれども、こうしてみてみると結構いいゲレンデだ。

囲まれているかんじがなんとなく安全な気がする。
緑に恵まれているのがなによりいい。
道具を洗う設備もついている。

この週末は、久しぶりに会う面々もいて楽しかった。
また、昨年始めたというニューフェイス達とも懇親をもてた。

ホームゲレンデってもってていいものだなと思う。

土曜日, 7月 25, 2009

ブログリニューアルのお知らせ

ブログをリニューアルしました。

よりウィンドサーフィンっぽくしました。

また、リンク集にライブカメラのリンク集も設けてみました。


今後ともよろしくお願いします。

金曜日, 7月 24, 2009

なんだろう 無性に懐かしい   YouTube - サザンオールスターズ 「I'LL BE GOOD TO YOU」

今日はどうしたことか、昔なじんだある曲が無性に懐かしくなって、頭から離れない・・・・。

学生のころバンドやってたときに、歌った曲だ。

女性ボーカルとのデュエットソングで、そのため、呼吸を合わせる必要があり、一人でうたっている時のようにはごまかせないので結構練習した記憶がある。

当時は、いいかんじの曲だなとはおもったけど、そんなにすごい歌だと思わなかった。でも聞いてくれた人からは、とてもきれいにハモってたと評判が良くて、結構気にはいっていた。


今日はなぜか朝からその歌が頭の中になりひびいている。どうしたといんだ。もう20年以上前じゃないか・・・・・。

懐かしさに、思わず思い出せる歌詞の一部を使ってネットで検索してみた。

「君がため息でとーけて~  女の中でさまよう~」

そうするとでてきた。この歌のタイトルは

I'll Be Good To You

だ。

「I'll be good to you」サザンオールスターズ ハラボーの歌。桑田とのデュエットソングだ。 

そして、その文字列「I'll be good to you」でgoogle検索すると、YOU TUBEになんとライブがあるではないか!。

最初のリリースが1982年というからもう30年近くもまえの歌だ。

YouTube - サザンオールスターズ 「I'LL BE GOOD TO YOU」

でもいまだに、なんてかわいくて、やさしい曲だろう。

そして、ハラボーの存在感のあるまっすぐな声と、桑田さんの行く先知らずの男のなぎ声。

永遠のラブソングだなあ。


桑田さんはウィンドサーファーのためにも、素敵な歌を作ってくれた。

「風の詩を聴かせて」という曲だがこのブログでも紹介してる。


ずっとずっと歌い続けてほしいなと思う。

水曜日, 7月 22, 2009

46年ぶりの皆既日食 7月22日[水曜]

皆既日食のビデオ。

NHK 生中継 46年ぶりの皆既日食 7月22日[水曜]

すごいなあ。

幻想的だ。

コロナやダイヤモンドリング、プロミネンスなどはあまりに有名だから知ってはいた。でも、こうして動画で見るとなんてすばらしい。

そして、あたりが暗くなり水平線間際が360度夕暮れのように映えて、雲が浮かびあがっている様がまた美しい。

仕事を投げ捨てても、人生なげうってでも見に行くべきだったかもしれない。

あんな中でウィンドサーフィンしてたらどうだろう?

気味悪いだけかもしれなけど。

月曜日, 7月 20, 2009

梅雨明けの海の公園

この三連休は本栖湖に行きたかったのだが、ぽつぽつと予定もあり、また、どうも体調が崩れ気味なので、結局、横浜海の公園界隈で過ごした。

19日は、三浦半島全域で吹く予報。
三戸浜はかなりハードそうなので、久しぶりに海の公園でウィンドサーフィン。

結構吹きあがりました。
時間帯により、弱くなったり強くなったりというコンディションでしたが、63でOK。少しオーバー。

風が強くなる時間帯もあればそうでない時間帯もあり、幅広いセールサイズで楽しめたのではないかと思います。

今の時期は、海水浴場として公開されているので、水遊びをしている人も多い。
ウィンドサーフィンの道具をぶつけて事故にならないように、よく注意しなければいけない。風で飛ばされたりするととても危険だ。ましてや、遊んでいるのは華奢な子供だ。ぶつけたりしたら大けがとなるだろう。

一応、南側がウィンドサーフィンの入出艇専用エリアとして確保されている。だから、この区域で遊んでいたら危ないので遊泳区域で遊んでください、ともいえるはずだ。けれども、海岸に遊びに来た人たちは、そんな縄張り意識がないので、屈託なく遊んでいる。注意するのもなんとなく気が引けて、ウィンドサーファーは大きな道具を持ってぶつけないように注意しながら「すみません」といいながら海岸にでていく。

この南側の入出艇エリアの南側には、バーベキューエリアがひかえる。南西風だとこのバーベキューエリアを超えてくる風が吹いており、このため出入り口付近の海域は風が渦をまいているようだ。ウィンドサーフィンはとても乗りにくい。

また、南西系の風のときは、ここからロープでガイドされたルートでお気にでるわけだが、そうすると実はオフショアとなっていることに注視しておく必要がある。つまり、帰るときには、南側(風上側)に向けて走らないといけないので、相応の技術を要するわけだ。

沖合で調子に乗って、存分に走って疲れきって帰ってくると、強風だとこの風上走り+風の周りなどはかなり苦しい。十分耐力を残した状態で帰るようにしよう。

今日は、沖合は結構爽快に走れた。3ラウンド程やったのだが、最後のラウンドではすでに疲れ果てていて、このアリ地獄状態にはまってしまった。

問題はこの出入り口付近の風が回っているようで、ハーネスに体を預けると、風がふととまったりしてあっさりチンしてしまう。だから、腕だけでセールをコントロールする必要がある。疲労して筋力が衰えていると、これが、また耐えがたい。風が強いとセールアップもしんどいのでウォータースタートしようとするが、力が入らずに、風にセールがとばされてしまい、せっかく風上まで近づいたのに、また風下にもどされてしまう。

十分余力を残して、帰ることにしよう。もっとも、17:00になると、遊泳区域が解除されて、ウィンドサーフィンも海域前面でできるようになるので、時間帯によっては、それを利用するがよいだろう。


このあたりの事情を踏まえて、ウィンドサーフィンマップ「海の公園」を更新しておいた。

あとこの時期日焼け止めクリームは必須だろう。皮膚がいたい。

より大きな地図で windsurfing in UmiNoKoen(ウィンドサーフィン 海の公園) を表示



偶然大学時代の同級生とあった。
車で来ているので、ちょっと終わった後に一杯というわけにもいかないのが残念だ。

飲み会は別にまた、企画することにしよう。

日曜日, 7月 05, 2009

梅雨のあいまの三戸浜

昨日は高校の同窓会でかなり飲んだから、二日酔いでウィンドサーフィンはやるつもりはなかった。
でも、結局三戸へ行ってやった。
二日酔いの克服も含めてなかなか濃い週末だったといえるかもしれない。一応記録しておこう。

土曜日、同窓会は目黒の雅叙園。

このホテルはなかなかいい。ホテルに入ると、大きな吹き抜けがあって、その空間にある巨大なガラス面に、自然の植栽の緑が迫っている。また、滝もある。そのため、ホテルという施設の中にいながら、自然に内包されているような印象を受ける。

同窓会は盛況。料理がおいしかった。久しぶりに会う面々も、年取ったなあという感じもあるけど、まあ、会話のレベルはほとんどかわらない。600人くらいは来たらしい。

二次会はイタリアン。いつもは、自分たちの代だけだけど、今回は先輩の二期と合同で、これもまたよし。

よく飲んだ。そして食べた。

一応、3時前にヘパリーゼを飲んで、寝る前にウコンの力を飲んだ。激飲みが予想されたので、いくらかの対策はしておいたのだ。

そして迎えた翌朝。

文句なしに二日酔い。朝起きた時から、間違いなく酔っ払っている。体になにかたまっている。8時。とりあえず、ウコンの力をもう一本飲んで、再度床につく。
9時半には起きて、そこで、二日酔い対策をする。そして、もうひとつ感じる。

かなり太っている?。

これは、昨日食べ過ぎたことだけが原因ではないのだろうが、ここにきて、最近の生活習慣によって太ってきた傾向が認知されたということだと思う。

ともあれ、ウィンドサーフィン仲間のBBSでは、すでに午後三浦でウィンドサーフィンという話がもりあがりつつある。
ここはなんとか、二日酔いを鎮めて、三浦にいきたい。

いくらか手をうってみた。
まず食べる。
  • きゅうりとわかめの酢の物
  • かぶ(葉と根)となすの味噌汁
  • ターメリック粉末少々
  • 赤紫蘇ジュース
  • 梅干し
  • そーめん
そして、昼ごろ、スポーツジムにいって、軽く水中ウォークとお風呂。
ちょっとだけサウナも入る。

そして、三戸浜へ。これくらいやれば、さすがに酒気帯びもないだろう。

3:40分着。
三戸浜への往路は混んでいなかったが、都心へ帰る方向はだいぶ混んでいる。


すでにプレーしている人たちに声を聞いたら、6.7㎡ジャストという。

6.3で出ることにした。

序盤はアンダー。うねりが大きくて、二日酔いに加えて船酔いもしそうだ。
でも、下らせるとプレーニングできる。と、調子に乗っていたら、いつの間にかかなり風下のとなりの海岸に来ていた。
風上ばしりの苦行をしながら、出発した海岸にもどる。
5時過ぎから少し風があがる。かなりうねりもあり、アップダウンが激しかったが、63ジャストの風も結構吹いた。
そこそこ楽しめた。

鎖骨脱臼以来だいぶ長く休んでいたのだが、この3週間毎週ウィンドやってみて、少し復調したかな?

土曜日, 6月 27, 2009

梅雨のあいまの本栖湖2

今週末も本栖湖へ。
本栖湖は晴れて気温が上がれば、ほぼ間違いなく吹く。

ちょうど、かかえていた建物の設計の仕事がひと段落。確認申請を提出して、その後質疑応答の対応をして、こちらもスムースに展開することが確認された矢先。ほっとしてちょっとはじけたい気分。
一方、このご時勢のせいだと(会社のせいではないと)いいながら暴力的に給料カットをうけたストレスから解放されたい気分。

どこへいこう?

そうだ本栖湖へいこう。


たまたま、ネットでも本栖湖行こうという人たちがいたので、心強い。

昨日の予報では、晴れだ。きっと期待に応えてくれるだろう・・・・。
だが、よく見ると、南東系の風、湿度が高い、西側から下り坂で気温が下がるといった予報条件が重なっている。うーん。吹かないことはないだろうが、期待しすぎてもいけないかもしれない。また、

一方三戸は・・・。ごく普通の南西系の晴れ。サーマルが期待できるポジションだ。波情報でもきわめて穏やか。他には障害がない。吹く可能性はある。


結局、本栖湖へ。南東の風だから、ドラゴンビーチの方が風が入りやすそうだが、いつもの勝手でファンビーチへ。

あせってでたせいか、ボードを忘れて家まで戻る。そのタイムロスもあって、ついたのは12時過ぎ。
既に吹いていて、7点台で滑走している。

63を張ってでると、やはりアンダー。風自体が軽い。これは温度が高くて空気が膨張しているということなのだろう。湿度が高ければ重くなりそうなものだが、もともと湖面事態、空気は常に飽和湿潤状態に近く、一般的な予報での湿度は滑走時には大きく体感できないのかもしれない。より大きな現象でとらえようとすると、比熱の大きな空気が地域に覆いかぶさっているので、温度の差異が生じにくい=サーマルが生じにくいと解釈するのが素直か?。

結局2時過ぎには風がおわってしまった。

4時まで風をまつが、結局劇的には吹かない。スラロームのデカいセールがたまにプレーニングする程度。
風待ちの間。浜辺であおむけに寝てみた。雲って来ていたので日差しもそう痛くない。鳥のさえずりが聞こえる。水の音、静けさ。しばし眠りに引き込まれる。

こんなのもわるくないかもしれない。

まあ、ゆっくりの一日だった。

月曜日, 6月 22, 2009

<ガス爆発>卓上コンロで6人がやけど 福岡のビアガーデン�

先日バーベキューの話題を取り上げたが、こんな事件も起こるらしい。よく注意が必だ。

<ガス爆発>卓上コンロで6人がやけど 福岡のビアガーデン�

これは、カセットコンロを使って焼肉をしていたようだが、肉の脂が滴り落ちて、火が移って燃え盛り、やがて、カセットボンベに熱を供給していたと思われる。

発火した時点で客がガスを止めて、店員を呼んだという客の判断と対応は良い。
来た店員がぬれぞうきんを載せたというのも良い。(水をかけるとさらに燃えるので絶対にしてはいけない)
おそらく、店員を呼ぶまでの間に火が消されなかったため、カセットコンロ自体に熱が伝導して、やがてボンベを爆発させるほどの高温状態にになったのだろう。

この店の危機管理に以下の点を加えるべきだ。

*店員が火災の危機に対応するとき、即座に客を避難させること。
*店の側から、油や酒の引火性とそれにともなう危険と対応についての注意を客にあたえておくこと。
*客は、危機を甘く見ずに、その場から一定の距離をおくこと。、


このことから学ぶべき、カセットコンロで引火する性質(肉を焼く、酒を使う等)の調理を行う場合の教訓についていくらか列記しておこう。店での対応というよりは一般的な注意事項として列記してみる


1.料理するものが引火性のものなのかどうかを判断し、万一の場合についてアクションプランを意識しておく。(事業者は当然、客にもその意識は必要)
2.油ものを料理するときは、調理するものの器具(フライパンなど)のサイズに応じた蓋またはぬれぞうきんを用意しておく。
3.引火したらカセットコンロのガスを止め、蓋やぬれぞうきんなどをかぶせて火を消す努力をする。(水をかけてはいけない。水をかけるとさらに火勢が強くなる)
4.その場を離れる。冷めるまで。また二次災害がおこらないか確認。
5.消化器やその他消火器具の利用も状況を判断して速やかに対応する。(事業者側の仕事)
6.消防の力も借りる。


油系の火災の場合、水をかけると余計に火勢を強めるから絶対にやってはいけない。ぬれぞうきんは水での消化というよりは、低温にするという消化方法だから良い。

以前、カセットコンロの爆発する実験でのシーンを見たが、その範囲は1m前後だったように思う。
限定された環境の中での実験の結果を考えても、おそらく数メートル離れれば、けがはしなくてすむように思われるがいかがなものか?。現実ではその程度が限界点だろう。

十分に冷めるまでは、暫く離れていることだと思う。

日曜日, 6月 21, 2009

梅雨のあいまの本栖湖

梅雨入りすると、いい風が吹かない。
どこのゲレンデも一緒。

でも、「梅雨のあいま」とも呼べるような日も時にある。本格的な夏の訪れを予感させるような日、あるいは初夏の余韻を感じさせる日だが、今日の本栖湖はその後者だった。

高い標高のために涼しい。下界の蒸し暑さとは違う。そして天気に恵まれれば、なんと素晴らしい富士の景観。

今日は、予報で晴れ時々曇り。三浦はいまいちっぽかったので、本栖湖にかけてみることにした。山場を迎えて忙殺されていた仕事がひとつの区切りをつけた時期なので、ちょっと発散したい気もあって・・・


9時にでて、ファンビーチに12時半に到着。でるのがおそかったせいもあり、いくつかの場面で渋滞に巻き込まれたが、まあまあ。一言いわせてもらえば、御殿場インター出口のETC対応ゲートは増設すべきだ。ETC割引が行われているのに、1つしかETC対応ゲートがない。だから、出口で渋滞するのだ。

もうプレーニングして走っている人たちがいる。

早速セッティング。新調した6.3のセールとといつもの105lのスターボードSタイプ。
1時過ぎから初めて4時までみっちり。

昼過ぎは、晴れて、風も比較的安定していたので爽快。思わず一句。

「帆が走る 富士の湖面に 陽の雫」

湖にきらきらと太陽の光が輝くさまを陽の雫と表現してみた。

夕方は、雲に覆われたが、まだ吹いていた。ちょっとガスティになった。良い一日となった。

土曜日, 6月 13, 2009

風なき海の公園

予報では、今日の夕方はいい風がふくはずだった。

でも、現実は・・・・・。

残念。期待していたのは、かっとんでいるシーン。

まあ、のんびりした昼下がりも悪くないはずなのだけど・・・・。久しぶりに陸で、ウィンドサーファーと会話するのも悪くないか・・・・。

戦闘モードで来ただけに、その気からいきなりリラックスモードにはうつれず、悲しい思いで退去した。

今日は、三浦半島はどこもいまいちだったようだ。

本栖湖は昼から5.8でかっ飛んでいたらしい。

天気予報がうらめしい

日曜日, 6月 07, 2009

梅雨入り前の 三戸浜

今年はよく雨が降ると思う。もう梅雨にはいったのかなあと思ったら、ラジオでは来週から梅雨入りという。また、ラジオで週末晴れたのは一月振りと報じていた。というわけで、なんとなくウィンドサーフィンとも疎遠になっていた。

今日は、晴天に恵まれた。

海の公園のショップがバーベキューパーティを三戸浜でやるといっていたので、ついていって、久しぶりにウィンドサーフィンをした。ゴールデンウィークの本栖湖以来。

50人近く集まったバーベキューは、食糧も豊富。
肉はもう見たくないくらい食べたし、その他、焼き野菜、海鮮もの、焼きそば、パエリア、ダッチオーブンで調理した肉や手羽先のコーラ煮など・・・・・。本当に食べた。

残念ながら風があがらなかったが、弱い風の中でウィンドサーフィンもやってみた。
先日買ったEZZYSAIL製セールの初おろし。

このセールは、カムが入っていないのに、セールに深いドラフトがつくのが特徴的だ。風の強さにより変えるべきセッティングの目印(アウトやダウンを引く目安)が、セールのデザインに取り込まれているのもおもしろい。また、メッシュがほぼ全面に入っているので強そうだ。メッシュが入るとセール越しのビューの見通しが悪くなるが、このセールは部分的に透明なエリアを作っているので、見通しもきく。

今日は、微風で力をよく見定められなかった。カム入りよりは軽いセールだが、メッシュが入っている分、若干重さも感じる。早くいい風の中で試してみたい。

日焼け止めクリームを顔には塗ったが、腕には塗り忘れ、そのため日焼けの跡がいたい。

また、バーベキューはダイエットには良くないと痛感する。食べ過ぎた。

日曜日, 5月 24, 2009

検見川の浜の危機

行ったこともないゲレンデのことをとやかくいうのは、少し気がひけるのですが、読んでみると共感する嘆願書なので、ブログに紹介することにしました。

検見川浜といえば、ウィンドサーフィンを含めて様々な人が海を楽しむ浜と聞いています。

その浜で行われた護岸対策により、浜の日常の利用者が危険にさらされる恐れが高くなっている点について、およびその設置の理由について説明を求めている嘆願書です。


検見川の浜護岸工事に関する嘆願署名活動

おそらく、護岸対策を施すからには、税金が投入されているはずですから、素人判断ではありえません。少なくとも以下の記録があってしかるべきだと思います。

  1. 護岸対策が必要であると行政判断した記録(その後調査および対応策検討を専門家に依頼する場面です。)
  2. 護岸対策が必要だと判断した根拠となる現況環境調査と今後のシミュレーション、そして対応に関する知見の記録(専門家の報告書です。環境アセスメントという言葉がよくつかわれます。その評価のあと対応策の設計の作業があります。)
  3. その技術論を受け入れて税金を投入することにした行政判断の記録(この判断のあとに工事業者が動きます。)
  4. 利害関係人との調整が行われた記録(海浜での工事では、漁業権などその沿岸での受益者との交渉は必ず行われます。)

海はだれのものでもありません。もちろん私権でどうできるものではありません。行政のものでもありません。その海で活動する人たちが最大の発言権を持つと思います。

一方自然は時に人間にとって脅威です。また、沿岸は国防上管理されなければならない場所でもあります。それらの危険をうまくマネージメントする技術を日本は培ってきています。その技術は、人を守るために生かされるべきであり、それはいかなる権利よりも優先されるべきだと思います。でも、その有効性については、専門家の説明が必要だとおもいます。その海から受益しまた豊かにしようと試みる人たちに少なくとも説明されるべきだし、さらにいえば同意を持って推進されることが望ましい手続きです。

ひとつ気になることがあります。写真を見る限り、今回の技術の適用に関してはその有効性について少々疑いの念をもっています。はたして、自然災害からの災禍を逃れるためにどれだけの効果があるのか、また、国防上意味があるのか?。この手の工事は税金で行われるケースが多いので、余計に心配です。
テトラポットを砂浜の一部にポンと置いたからといって、自然災害が防げるとは思えない。むしろ、子供たちや青少年の遊び場を考えた場合、どんなに大きな危険な区域をつくってしまったか?ということのほうが気になります。
専門家のどのような知見に基づいて、行政がどのような判断をして、税金を投入してこのような対処をしているのか興味深い。

「浜の性質」を人々が「海を楽しめるもの」と位置づけたいのか、「近づいてはならない危険区域」と位置づけたいのかがはっきり見えません。

ウィンドサーファーの嘆願書は、海を自然な形で利用しようとする側の代表だと思われます。彼らは、自然の恵みと共生していこうという人たちの思いを代表しています。なぜなら、ウィンドサーファーはその水の中に自らの身を落とす宿命をもつことから、その海の安全性をわが身を持って保証する人たちだからです。

でも、一方で自然を破壊してでも人類が行う人工構造物の設置が、場面においては正しいこともあり得ます。


この両者は、いずれも正しいことを主張している。そして、両者の調整の過程には作法があります。一般的に機械的あるいは集団的力を利用しようというものは、人間の個体生命力で主張する人たちに対して説明し、その人たちの生存権に配慮する責任があるということです。

身をはって自然海の安全性を主張している人たちに対して、人工構造物を設置する必要性を説く人たちは少なくとも公開の説明責任があると思います。また、ここで遊ぶ人、漁業権を唱える人、技術的あるいは沿岸統治の知見をもった多方面の専門家を含めて、公開討論が必要ではないでしょうか?


千葉県政を担う方々にも関心を寄せてほしいと思いますが、沿岸統治も含めて言えば国レベルの話だと思います。各方面の方々にぜひ紹介してい頂き、「環境立国」のために、あるいは「安全で安心な国づくり」のために、住民(利用者)参加の機会を願えればありがたいと思います。

くりかえしになりますが、この浜は、東京、千葉さらに関東圏一円の一般の方々が家族をつれて楽しめる浜として位置づけられているという理解のもとに本投稿を行いました。より豊かな海となってほしいという願いをこめている趣意を理解していただければありがたいです。


火曜日, 5月 05, 2009

ゴールデンウィークの本栖湖

2(土曜日)-4日(月曜日)まで本栖湖でキャンプ。

鎖骨を脱臼して以来、まともにウィンドサーフィンしたのは今回が初めて。ちょっと不安もあったが、ウィンドサーフィンはまずまず。気のいい連中が集まっていて、楽しい3日間だった。

今年は、高速料金の大幅値下げが起こした渋滞、本栖湖の気温の低さ、レスキュー、キャンプでの肉の豊富さ、ガスティな風などに特徴があった。

後日の参考になる部分もあるので、記録しておこう。

【交通-渋滞】

高速1000円がどういう結果を引き起こすだろうか?。

1日(金曜日)夜から渋滞突入という予測もあったので、2日早朝には一時緩和するのではないかと読んでみた。4:00起床。金沢文庫を4:30出発。
この場面で、東名が既に渋滞していることを知る。そこで、湘南海岸沿岸を通る134号線を通って、西湘バイパスを通り、小田原経由で、箱根を越えて御殿場にいたるルートを選択した。
結果は正解。西湘バイパスは5:30くらいまでに通り過ぎるように考えて出発すれば、今までの経験ではほぼストレスなく走れる。通常250円かかる道路料金は150円。
御殿場に出た後は、富士五湖道路を通る。須走から富士吉田まで通常1040円する高価な道路が今は半額の520円。下道を走ると、道路自体はそう悪くないのだが湾曲した坂道で信号もあるので、結構神経を使う。それから比べると富士五湖道路はかなり快適な道路だ。520円という金額なら使う価値があるか・・・・?できれば200円くらいまでおちてくれるといいのだが・・・・。
その後、本栖湖への139号は、午前7:30前後混んでいない。

ゴールデンウィークの初日は、中央道は1日夜から渋滞したが、明け方は解消していたらしい。逆に東名は、渋滞開始が遅く、夜半過ぎから渋滞したようだ。
価格の低さにより、高速乗り入れの車が量的に増えたことに加えて、事故が多発したため渋滞が拡大したようだ。

4日、GWの中日に帰途につく。渋滞を嫌って早めに帰る人も多いと考えて、早朝に7:30に出た。すると、139号線で少し流れが悪くなっている部分があった。また、本栖湖方面の道路は渋滞している。この次期、芝桜がシーズンで、訪れる人も多いのだろうか?
帰りも、富士五湖道路を選択。できるだけ早いほうが東名はすいているだろう。少しでも早い方がいい。富士五湖道路を抜けると、どうも流れが悪くなっている。裏道を走って、御殿場へ。東名の渋滞情報は表示されていない。
良かった。
東名に乗り入れると、よい流れだ。追い越し車線は皆130-140kmで飛ばしている。
結局、その後も渋滞なく、10:00頃には金沢文庫に到着した。


【ウィンドサーフィン】
2日は、昼前から吹きはじめ、既に5点台。ドラゴンビーチ。
お昼を食べた後、ビーチに出てみると、4点台で出ている人たちもいる。
私は5.0㎡のコンバットを張ってでた。
ガステイ&シフティ。
ブローが入ると5.0でもオーバーなくらいなのに、そこを抜けるとほとんど風がない。ブローラーインを見ているつもりではいるのだが、それを、美しいスピード維持につなげるほど細かく調整できていない。あたふたとバランスを戻そうともがくのだが、そんなときに風の動向がさらに変わると耐えきれずにチン(沈)してしまう。
疲れた。
特に久しぶりのウィンドだからなおのことなのだろう。

そして、とても冷たい水だ。天気はすこぶる良かったのだが、そのため夜の放射冷却が大きかったのかもしれない、気温もあまりあがっていなかったので辛かった。

翌日すごい、筋肉痛と疲労を感じる。

昼過ぎ、前日ほど風は上がっていない。ボードを持って水辺にでたところで、別組で来ていた知人にドラゴンビーチで会って、ちょっと会話。すると、その組で連れてきていた初心者の女性が流されているという。岩場方面を見ると、確かにボードが見え時折なんとかセールアップしようとしている姿がかすかに見える。あそこから初心者で戻るのは無理だ。レスキューにいき無事救出。その内容は後述する。

レスキューのために出だしが遅れたが、5.0でドラゴンから出た。ちょっとアンダー。たまにブローが入って爽快に走ったが、やはり、風の強弱が強すぎてバランス崩してチン(沈)してしまう。昨日の筋肉痛と疲労が結構残っていて、こらえしょうがなくなっている。水におちると昨日よりさらに冷たく感じる。うす曇りのせいだろう。まるで氷水におとされたような感じだった。

3日目の5月4日は、渋滞をきらって早朝帰途についた。
ま、久しぶりには、二日間良く乗ったと思う。満足!!。


【レスキュー・救助】
今回は、ドラゴンビーチから流された女性を救助することとなりました。本栖湖のドラゴンビーチからの風は、南側から吹くケースが多く、風が強くなると、初心者はかなりの確率で、モグラン号が発着する港の北側の岩場に流されます。私の作った本栖湖マップに赤い落石表示のサインを入れている場所です。ここには人道が無く、救出するためには、けもの道を通っていかなければならないので困難を極めます。

この救出の成功例は、伝えるべき価値のあるものだと思うので、記載しておきます。ウィンドサーフィンを本栖湖でやられる方には、ぜひ、役立ててほしいと思います。

私の作った本栖湖マップに、記憶に頼っておよその位置を入れてみました。緑色のラインです。もちろん、上空から自分たちの行動を記録しているわけではありません。救出のために、藪を通って必死に行動していました。だから、その状態をイメージして記載したルートで、正確な座標位置情報を伝えるルートではないことにご配慮ください。


より大きな地図で windsurfin in motosuko-lake ウィンドサーフィンマップ 本栖湖 を表示

地図上のおおざっぱなルート(緑色のライン)を、以下にどのように辿ったか詳述します。

駐車場まで車で移動して、その後、樹海を通って湖畔にでて、沿岸を歩きました。(駐車場はいくつかありますが、流された位置から推定して、もっともドラゴンビーチから離れた駐車場にとめました。)

駐車場から降りると湖畔に降りる道らしい道がみあたりませんでした。そこで、けもの道を通って湖畔側に移動。正直、ここをおりようとは誰もが思いません。
空間的位置情報を認識することができかつ社会的判断ができること、そして少々間違えても戻ってやりなおすことをためらわない30代くらいの人がいたから実現したルートです。
図の方向に進むとほぼ直行する管理道路風の道に出ました。枝が伐採され、歩きやすい道がある程度の幅をもっていることと標高を示すと思われる標が打ち込まれているのでそう感じました。右折してさらにその道を歩くと、ほぼ直行する遊歩道風の道にでます。(山を何度か歩いたことのある人には、そこそこの幅、歩きやすい道であることをイメージしてもらえると思います。)左折してしばらく歩くと湖畔にでました。湖畔からは溶岩の道、鋭利な表面の岩肌でかつごつごつして非常に足もとが悪い。ウィンドサーフィンのブーツではつらい。正直地獄でした。運動靴がほしい。

救出には、3班必要だと思います。この日はほぼその通りの状態となりました。

まず流された本人を、来たルートで連れて帰る班。この班は、通常の服(長そで、長ズボン、運動靴)で携帯電話を持っている必要があります。その他、山歩きに便利な装備をしているといいかもしれません。時間短縮や緊急時の対応のため、車を運転して駐車場までくることが必要です。この班は、次の道具の代行輸送の班とともに、湖岸まで救済に行き、代行輸送する班が航海して安全にドラゴンビーチまで帰れるところまで移動したことを確認した後、航海して流された本人といっしょに陸伝いに車まで帰ります。車でドラゴンビーチまで戻ります。

次に必要なのが、遭難者の道具を湖で代行輸送してくれる班。道具を陸伝いに持ち帰ることは足もとが悪く困難だから、この位置からウィンドサーフィンして道具を代行輸送して帰れるくらいの能力があり準備を整えたウィンドサーファーが必要です。一人でいいとおもいますが、複数いると安心でしょう。強風の風下から道具を運ぶのでそれなりの腕が必要です。

最後は、ビーチで緊急事態に備えて連絡を待つ班です。自力でどうしても救済できない場合や二十遭難の危険性がある場合、なりふりかまわず、警察なり、ボート業者なりあらゆる手段を使う必要があると思います。緊急事態に備えている人たちに連絡して、外部団体に救助を依頼しましょう。他人の応援を頼むなら、対価を覚悟すべきです。(道具を犠牲にして自力で帰れるのならば、外部団体に頼まずに、力で帰る方が結果的にはいいと個人的には思います。)また、この班は、最終的に陸伝いに帰った班と湖で道具を代行輸送した班の機関場所になります。

この時のレスキューはこのフォーメーションがほぼできました。(外部団体に頼むことなく救助できました。)

もちろん、これだけが解決策ではありません。ウインドサーフィンで道具を代行輸送する人がいなければ、陸路で持ち帰ることになります。その場合は、数人増やしておいたほうがよいでしょう。溶岩歩きは地獄で、分担しかつ交代できるくらいでないと、大きな荷物を運ぶのは難しい。後で、人間関係にしこりを残すことにもなりかねません。

もうひとつつけくわえるならば、溶岩の道は運動靴で歩く方が圧倒的に楽です。代行輸送するウィンドサーファー役の人も、とりあえず、ブーツは手に持って運動靴をはいて歩いて、現地に行ってからブーツに履き替え、脱いだ靴は誰か、持ち帰ってもらうほうがいいと思います。

またもっとも重要なことだと思いますが、代行輸送役のウィンドサーファーが、確実に陸に到着するかまたは多くのウインドサーファーの中に溶け込む位置まで移動するかまでは、ずっと見届けること。一般的に流された人がたどり着く位置は、風下のどん底でなおかつ入り江状に入り組んだ岸辺の一番奥にいるので、相当の腕のウィンドサーファーでもそこから抜けでるのは難しい。また、流されるような人の道具のセッティングは非常にあやしく、どのような道具のトラブルに巻き込まれるかわからないため、二重遭難を想定しておくべきです。

最後に、流されてしまったケースの対応についてもコメントしておきます。
流されたら、岩場の深い位置に流されないように、出来るだけ東側岸にたどり着けるよう努力します。そのさい、水に入って漕がずに、なんとかボードの上で漕ぐ努力をします。特にこの時期水はとても冷たく、水中に長い時間いると体が動かなくなり溺死してしまいます。パドリングしながら移動するか、あるいは、セールを少しでも持ち上げられるのならば風の力も利用できます。

水中に長時間いて体温を下げ、体が動かなくなる現象は、生理現象で免れません。特に、気づいた時には体が動かなくなっているという無意識のうちに進む生理現象ですから、あらかじめ、その危機に体をさらさないようにすることが重要です。


【キャンプ】
キャンプの達人が今年も参加してくれているために、とても素晴らしい食卓と安全と温かな焚き火が確保されました。お酒と笑いで、寒い夜も楽しいひと時となります。

この時期、テントで寝るにしても、寝袋は絶対必要です。