日曜日, 7月 16, 2006

ポルトガルの海と料理

10年以上前ポルトガルに住んでいた。
ヨーロッパの田舎っていうかんじで、どこか牧歌的。でも、歴史の中では大航海時代という華やかで勇敢な時代を気づいた国民です、歴史に対するプライドも高いけれども、何よりも情緒に富むところに特徴があります。

彼らの国民性はよく、「サウダーデ」という言葉によく表現されます。

英語で言えばおそらくnostalgia,I love you ,I miss youという感情を一言でいったようなものか?。勝手な推測だが、大航海時代、開拓の意欲と夢に心を掻きたてられる男達が、大西洋の海に出て行く傍らで、その勇気をたたえながら、「待ちつづける」しかない家族の張り裂けそうな胸の思いを「サウダーデ」という言葉で表現したのだろう。FADOという音楽に、その思いが深く刻まれています。

ポルトガル在任時代に、訪れたcabo de roca。ヨーロッパ大陸の最西端。目の前には深く青い大西洋が広がる。その海を目指して、大航海時代を築き上げた男達の熱い思いが、心に伝わってきます。

14日金曜日は、ポルトガル料理を銀座に食べに行きました。
学生の頃の友達7人。ぺヤング、たて○○、たか○○、む○○、ピエール、カプッチョ(ジダン)

ま、ワールドカップでもポルトガルがそこそこがんばってくれたので、ポルトガル話題もそこそこに酒の肴にはなったようです。食事では、でっかいいわしがおいしく感動しました。また、いかの煮込みもOK。
貝は肝臓にいいのに、プリン体が多いと気にする人もいました。
そしてワイン。ビーニョベルデに始まり、白、赤とも堪能した後、ポルトワインやマデイラワインも楽しみました。

この日は、チーズと生ハムがなかったのが残念。おそくまで、よく飲みました。
でも、ポルトガルワインって、二日酔いしないことがわかりました。

とりあえず、次回は、海の公園でバーベキュー大会を行うこととしました。