月曜日, 5月 03, 2010

本栖湖 ゴールデンウィーク

今年も行ってきました。5月1日と2日。

今年の特徴は「寒」

関東圏では雨模様の日が続いて、ひんやりとしている。本当によくふるなあ、そして、寒いなあ、と感じる今年の春。その影響は、葉物野菜の高騰ぶりにも表れている。日照を確保できずにうまく成長しないため、流通量が不足して高騰しているらしい。

だから、今年の本栖湖も相当寒いのではないかと心配したが、予想的中。これまで、本栖湖でキャンプして、寝袋の中で寝て寒いと思ったことは一度もないが、今回は寒いと感じた。

日中も、とにかく風が冷たい。いつもと違う・・・。そしてさらに・・・・・水が・・・・冷たい。まるで氷水の様だ。

でも、いつもと同じ物もある。それは太陽と富士山、そして本栖湖を取り囲む環境。

幸い天気に恵まれた。太陽は痛いくらいに照りつけ、富士山はどこまでも神々しい。本栖湖の清涼感はいつもの通り。新緑の季節というにはもう一息なのだけど、森は呼吸していると感じられる。人間と逆の呼吸。CO2を吸って酸素を吐き出す。

午後の風を待ってウィンドサーフィン。晴れた日の本栖湖では、サーマルを期待できる。晴れて甲府盆地の温度が上がると、上昇気流がおこってサーマル風となり、地形から本栖湖に風が吹くらしい。
富士山を回り込む風という話もある。


1日は、ガスティで弱風。63で、数回プレーニングで快走するが、風がやパタリとやんでたっているのもつらい時もある。強弱の変化に細かくバランスをとるためにとにかく疲れた。

2日は、やはりガスティなのだけど、かなり強風。63で出た私は、ときどき殺人ブローに見舞われながらも、その時はセイルを開いて風を抜いて結構快走できる。気持ちいい。1日と同様に強弱の変化がはげしいので、疲れるのだが楽しかった。

チンすると、あまりの冷たさにひっくり返りそうだ。太陽の力が衰える夕暮れになると、余計に寒さが身にしみる。ほどほどのところで撤収した。


夜は、バーベキュー。
今回もダッチオーブンが活躍。ダッチオーブンを利用して料理する人とたちの腕も、回をかさねるごとにあがって、料理の質の高さに驚いた。
ものすごいパワーを持つ料理器具だし、その料理方法も奥の深いものだと思う。


食に飲に、そしてウィンドサーフィンに恵まれた2日間だった。