月曜日, 5月 17, 2010

薩摩記

空港からでると、日差しがまぶしい。五月晴れだ。

風もいい感じ。

バス停まで歩いて、鹿児島市へのチケットを買う。

あまりの陽気さに、バスが来るまでの間、少し散歩。パームツリーの葉が揺れて、陽光にきらきらと輝く。大地も太陽の恵みをたっぷりと蓄えているのか、体が次第にほてってくる。

少し汗ばむ。

一週間前の北海道がうそのようだ。台地からも太陽の暖かさが伝わる。



バスにのって、鹿児島市に向かう。右側には山と田園風景が広がる。左側には桜島が見えている。


風はおだやかだ。今日はウィンドサーフィンにはならない。

このブログでも鹿児島の錦江湾(鹿児島湾)でウィンドサーフィンした記事を投稿したことがある

地図で見ると東京湾と同じような形をしている鹿児島湾(錦江湾)だが、桜島という山が中央にデーンとすわっているところが違う。桜島はとても美しい形をした活火山で、いつも噴火して、雄々しく雄大だ。

東京湾は様々な産業に利用されながら国際的な舞台となり、絶え間なき発展と流動性に直面しているのに対して、鹿児島湾は桜島の支配のもとに秩序をたもっている。


鹿児島湾(錦江湾)でのウィンドサーフィンは、磯海水浴場にあるショップでレンタルできる。セッティングもしてくれるので、ウェットとハーネスだけでプレーできる。とても楽だ。


ここでの醍醐味は、やはり桜島への横断。風さえよければ7-8分でプレーニングして辿り着ける。南風の時がいいだろう。北風だと、道具にトラブルがあって南に流されると、観光船のルートにはいってしまう。事故も避けたいし、迷惑もかけたくない。レンタル品で、自分がよく知っている道具ではない場合、余計に注意したい。

梅雨にはいると吹かない。梅雨がおわりかけたころなら、熊本辺りに前線があるときに吹くことが多いそうだ。夏場はサーマル。



今回はウィンドサーフィンできなかったが、またの機会に訪れよう。