土曜日, 5月 10, 2008

雨の金田湾

今日は午前中6.5アンダーだったが、お昼頃、風があがり、6.5ジャストオーバーコンディションとなった。

9時くらいに乗り入れて、6.5で出た。
アンダーだけど、椎間板ヘルニアからの回復途上であるわが身には、これくらいで良いリハビリだ。

時々ブローがはいるときつくなるが、そこは無理せず、セールをしゃかしゃかさせて体制維持できなければ、すぐに沈。そこからは、セールアップはできるだけ行わず、ウォータースタートでスタートする。

気温は14度くらいで低かったが、海水はそう冷たくない。(海の公園だと水がもっと冷たいのだが、三浦の方は暖流の影響を受けやすいのだろう。)

12時くらいからジャストになったが、久しぶりのウィンドで、ちょっとしんどかったし、腰も少し痛みが残っているので、早めに退場。

でも半年ブランクの間で、落とした勘所を少しずつ戻している。


プレーニング中の加速。アンダー時は、マスト手を突き出して、セール手を引き込む。セールとの間に懐をもつように足はのばしたほうが加速するようだ。
走り出し前後や方向修正時は、体をセールに預けて、足を曲げてかじ取りに。カイトしている状態。また、フィンが抜けて横滑りしだしたときにも、この動作で、できるだけベアさせていく。だが、抜けないように、ボードを、走行時できるだけ上から押さえつけることも重要。つまりマスト手をのばしてできるだけマストを立てるということと、フィン側がはねないように足でしっかり抑えることだ。

強いブローで耐えきれない時は、セール手を開いて風邪を逃がす。もうひとつは、カイトさせて風上へ向かう。


ウォータースタートは、風が弱い時は、ブームの後ろ目をもって、マストを上に突き出す。
ボードを風上に向けて、セールは風と90度がレディポジションだが、風が強すぎるならば120度くらいからスタートする。ボードを回転させるようにして、適切な風のところでセールに風を入れて浮かせる。ういたセールのブームにぶら下がり、鉄棒を意識して、体をあげる。セールを風の強さによって、風に対する角度を変えるところがコツであり、経験でしか身に付かない動作だろう。そして、風が強すぎるなら、体が上がりきる直前にセールを開いて風を抜いて前にとばされないようにする。
この動作はモーメントのイメージを持てる人なら、きわめて理論的であると感じるだろう。

ちなみに金田湾はうねりが大きいので、タイミングを合わせるとウォータースタートは楽だ。

だが、うねりは付き合い方が大事で、これも、経験でしか、お付き合いの方法がわかりづらいものなのだろう。



今日は比較的、風は安定していたたと思う。北東の風は北高南低の気圧配置によるものだろう。