日曜日, 7月 22, 2007

ヘリタック

ウィンドサーフィンの方向転換には、風上側に旋回する(タック)と風下側に旋回する(ジャイブ)がある。どちらも、基本的な動作で早期に習得すべき技術だ。

タックのバリエーションで、ヘリタックという技術があるが、今日はその練習をした。

海の公園にあるショップが、主催した講習の内容も含め、忘れないようにメモしておく。
海の公園は平水面なので、このような技術の練習には結構向いている。


【基本的な動作】
1.タックの動作(セールのブームエンドを下げて引き込む)で風上方向までボードを旋回させる。
2.風上をボードが向いた時点で、セールに裏風を流して、さらにボードを旋回させる。
3.ボードが150度くらい旋回したところで、足を入れ替え、クリューファーストの状態となる。
4.セールを返す。

【留意点】
裏風でセーリングがかぎ。裏風セーリングでの重要なポイントはいかのとおり
 ・風をセールにまともに受けると、後ろ向きに倒れるので、弱める工夫をする。
 ・そのためには、セールを前に倒して受ける風量を減らし、風を流すよう傾ける。
 ・セールを持つ手は、広く、突き出す。
 ・ブームエンドを下げて、マスト手をボードの直行方向に押し出すとラフしていく。
 ・ブームエンドを上げて、マスト手をボードの先端方向に押し出すとベアする。
 ・風が弱くてバランスをくずしそうなら、ブーム手を押し出してマストを立てる。
 ・風が強くてバランスをくずしそうなら、ブーム手を引いて、マストを前に倒し、風を流す。
 
【メリット】
一般のジャイブやタックも練習できないくらい微風でも練習できる。
裏風のセーリングは、様々な風のコンディションで他の技術と組み合わせて利用の幅が広い。