日曜日, 12月 26, 2010

湘南 材木座 ウィンドサーフィン デビュー

初めての材木座。

広くていい!ずっと砂浜だ。

東側の端の駐車場に止める。
結構吹いている。岸辺は波のしぶきで泡立っている。

浜辺に出てみると、ボードは70-80l、セールは3.3-4.2という人多い。

持っているのは104l、5,0。ちょっと大きすぎる。でも、材木座を体験してみるのもいいと思い海に出ることにした。

南系の風だと、なにか不具合があっても、いずれ岸辺に打ち上げられるという安心感がある。


駐車場から、少し海岸線に沿って西側に歩くと砂浜レベルに降りる階段があるので、そこを降りて左折して、道路の下をくぐって浜に出る。

波打ち際から50mくらいは海面が白く泡立っている。波のサイクルが短いようだ。

出てみると、波打ち際のサイクルの早い崩れる波をボードのサイドから受けて、バランスを崩してそのままチン。そして波にもみくちゃになってしまう。そう大きくはないのだが、波の持つパワーはそれなりにある。そしてサイクルの早い波が次々に押し寄せてくる。

しばらく、チンして波にもみくちゃ という状態を繰り返したが、やがて、ボードのノーズに波があたらないように走ると、サイドからの波が崩れる複雑な力の影響を軽減できることを発見。つまり少しノーズを上げて崩れる波をよけるようにする。

そのことを発見してからは、結構長く乗れて楽しい。一つの波を超えると、一つの平原(=走りやすいフラットな海面)がまっている。そこをすべるように走るとまた次の試練(波)がくる。そこをどう乗り越えるか、快感と緊張の連続だ。


104Lボード、50㎡セールでもなんとか乗れるほどのコンディション。でも、相当筋肉を使っているのは間違いない。ド・オーバーだ。

それまで、浜を広く意識してプレイして、由比ヶ浜近くまでいってみた。弓の形状をした浜辺に対して、風はいよいよオンショアとなり、よりサイドからの波の影響を受けやすい状態だった。いい練習になったと思う、

日ごろは由比ヶ浜のあたりはサーファーが多いらしい。
今日は少なかった。


帰ろうかな?と思って、西の端に戻ると、多くのウィンドサーファーが西の端にいる。
いってみると、そこからは、今日の風向きではアウトに一気に出れるポイントだとわかる。

出てみると、結構調子いい。波打ち際の崩れる波のような影響がすくなく、うねる海面は比較的予想しやすいので、波をアップダウンする感じで楽しめる。
が、そこに突如として自分の背以上の大きなうねりが迫ってくる。上部がすでに崩れている。うっ!と思いながらも、なすすべもしらず、波から逃げるように岸辺に進行をとったが、波の方が早くて、背後からどっさりと降ってきた波に巻き込まれてチン。


すでに疲れていてウォータースタートもたついている間に、短いサイクルで波が上からドサドサ降ってくる・・・。
そのうちに岸近くにうちあげられ、背の立つところであらためてセールを波の上に浮かせてビーチスタート。


50セールは、やっぱオーバー。頭の上でセイルがバタバタと始終ビビり音。波とのタイミングで風抜きに失敗するとブッ飛ばされ、疲れました。


疲れた。


今日のような南西系の風だと、材木座の東端からでるのはアウトへ手っ取り早くでれていいようだ。だが、一方でこの区域は、漁船があり、岩や絶壁もあるので、注意すべきポイントでもあるという。今日は干潮だったことと漁船がていしていたこと、そして風向きがよかったのだろう。
由比ヶ浜の奥のほうからという手もあるらしい。だが、サーファーがいるので注意。

由比ヶ浜に近くなる方がサーファーが多いという話を聞いた。今日はサーファーが少なかったのだが、ひやりとした場面があった。特に岸に近いところで白く泡立ったいる部分は、チンしたサーファーがその陰に隠れて見えにくい。よく注意しておかないといけない。


今年は、湘南で修業しようかな。